キャパシティ・ビルディング

ITTO実施の現場プロジェクトや活動では持続可能な森林経営(SFM)に向けた地元の利害関係者のキャパシティ・ビルディングを行なっている。写真撮影:F. Soriano

ITTO事業の根幹となる目的は、持続可能な森林経営(sustainable forest management:SFM)に向け、森林地域の住民、小規模所有者、中小規模森林企業、政府、NGO、民間企業といった熱帯地域の幅広い利害関係者の能力を高めることです。

ITTOは地域住民や地場産業による持続可能な森林資源利用の実現に重点を置いています。現地の人々との密接な協力を通じた森林主体事業の開発・管理、森林ガバナンスプロセスの実行、SFM実施はITTOプロジェクトの成果の持続可能性の維持につながります。ITTOはSFMおよび持続可能な森林産業・貿易におけるスキル向上を目指し地方レベル、国家レベル、地域レベルでの研修を支援しています。さらに、ITTOフェローシップ・プログラムを通じて若手や中堅専門家の専門性構築を後押しし、SFM、森林産業振興、熱帯木材市場に関連した事柄についての啓発活動も行っています。

関連リンク