ITTOと国連大学、熱帯林ガバナンスと持続可能性に関する連携強化のためのMOUに調印

2025/04/17

2025年4月17日、東京の国連大学本部で、シャーム・サックルITTO事務局長とチリツィ・マルワラ国連大学学長が、熱帯林のガバナンスと持続可能性を推進するための覚書に調印した。写真: UNU

国際熱帯木材機関(ITTO)と国連大学(UNU)は正式に覚書(MOU)に調印し、熱帯林に関連する世界的な課題への取組における連携強化に向けた重要な一歩を踏み出しました。調印式は2025年4月17日、東京の国連大学本部で行われ、熱帯地域における持続可能な開発の推進に尽力する2つの組織は相互の結びつきを強めました。

シャーム・サックルITTO事務局長に東京の国連大学本部を案内するツチリツィ・マルワラ国連大学学長。写真: UNU

MOUには、共同研究、政策対話、知識交換、意識向上の取組を通じたITTOとUNUの協力の枠組みが記載されています。協力分野には、熱帯林ガバナンス、再生、持続可能な森林経営、科学的根拠に基づく政策や教育イニシアティブの開発などが含まれます。両組織はまた、能力開発、組織間調整、国際的な森林政策への関与に関連する共同活動も模索する予定です。

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