持続可能性の強化: ITTOとAPP、森林経営のための協力を模索

2025/02/06

ITTO、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)、林野庁の代表ら(2025年2月6日、ITTO本部にて)。写真:W.Koay/ITTO

私たちがイノベーションを推進し、持続可能な森林経営を実践し、地球環境問題に取り組むためには、林業との連携が不可欠です。パートナーシップの推進により、持続可能な開発目標(SDGs)(英語)の達成に向けた行程を加速させることができます。民間セクターとの協力へのコミットメントの一環として、ITTOは2025年2月6日、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)(英語)の代表団を本部に迎えました。環境・社会・ガバナンス(ESG)原則における優先事項を強調しつつ、紙パルプ業界における林業経営の持続可能性の推進を中心に議論が行われました。

APP代表団は以下の通り:

  • チーフ・サステナビリティ・オフィサー エリム・スリタバ氏
  • サステナビリティ・コーポレートコミュニケーション本部シニアマネージャー 山崎 遊 氏
  • サステナビリティ・コーポレートコミュニケーション本部シニアスペシャリスト 村石 智也 氏

林野庁 木材利用課木材貿易対策室 課長補佐の本田知之氏も参加し、責任ある林業の実践に対する日本のコミットメントを強調しました。

APPは、2030年の持続可能性ロードマップに関する洞察を共有し、脱炭素化、二酸化炭素排出量実質ゼロ、気候変動へのレジリエンスといったビジョンを強調しました。一方ITTOは、インドネシアのスマトラ島にあるギアム・シアク・ケチル・ブキット・バトゥ生物圏保護区(GSK-BR)の管理を強化する主要プロジェクト(英語)について、最新情報を発表しました。ディスカッションでは、この重要な生態系の保全に民間セクターが関与する機会を探りました。

このようなパートナーシップは、持続可能な林業へのコミットメントを共有することによって、森林が人と地球の両方の繁栄に寄与し続けることを保証しつつ、有意義なインパクトを与えるべき道を切り開きます。

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