慶應義塾大学大学院法務研究科の学生がITTOを訪問―国際的な森林経営に関する知見を学ぶ

2025/06/04

ITTO職員の話を熱心に聴く慶應義塾大学大学院法務研究科の大学院生ら。写真: Paula Sarigumba/ITTO

慶應義塾大学大学院法務研究科の大学院生らが、国際機関の法的・制度的側面を学ぶ授業の一環として、国際熱帯木材機関(ITTO)の事務局を訪問しました。法的枠組みを十分に理解するためには現実の文脈が不可欠であるとの認識から、学生らは彼らの学びを補完するため、ITTOの実務と運営に関する洞察を提供する包括的なプログラムを必要としていました。

大学院生らは、同日午後、ITTO事務局で有意義な時間を過ごしました。写真: Paula Sarigumba/ITTO
ITTOのゲァハート・ブロイルマン事務局次長(総務)は、組織のミッション、プロジェクト、そして現在森林、林業、環境が直面する緊急の課題についての概要を包括的に説明しました。同セッションは、国際的な森林経営に関する活発な議論を呼び起こしました。弁護士の資格を持つシャーム・サックルITTO事務局長も議論に参加し、刺激的な考察や個人的なエピソードを共有しました。学生らはまた、ITTOの上級財務・総務アシスタントで慶應義塾大学大学院法務研究科の卒業生である鈴木舞子職員からも話を聞き、彼女の視点と経験を通じて、さらに交流が深まりました。
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