ITTO、創価大学の持続可能な開発に関するシンポジウムに登壇

2022/06/24

様々な持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する持続可能な森林経営(SFM)。写真: Fundación Natura

2022年6月4日~18日、創価大学で「価値創造×SDGs」シンポジウムが開催され、持続可能な開発のためのこれまでの理論的・実践的な進捗と、そのコンセプトの限界についての考察が行われました。様々なテーマからなる今回のシンポジウムは、創価大学創立50周年記念事業の一環として実施されました。

ITTOは、6月11日のイベントに、「持続可能な開発の実践:経済成長と社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)、環境保護の調和」というテーマで参加しました。イベントの登壇者は4人で、そのうちの1人であるITTOのラモン・カリーオ広報担当オフィサーは、持続可能な開発やさらなる循環型経済の構築のためのツールとしての持続可能な森林経営(Sustainable Forest Management : SFM)の役割について、講演を行いました。講演では、熱帯林の生態系やITTOの使命、またSFMがどのように様々な持続可能な開発目標(SDGs)に貢献しているのかについて説明しました。カリーオ氏はさらに、ITTOが資金提供を行うフィールドプロジェクトが、SDGsの目標1(貧困をなくそう)、目標12(つくる責任 つかう責任)、目標13(気候変動に具体的な対策を)、および目標15(陸の豊かさも守ろう)にどのように寄与するかについても説明しました。

このハイブリッド・イベントには、約430名の学生が、主にオンライン形式で参加しました。その後の質疑応答では、学生と登壇者が、林業と環境教育をあらゆるレベルで統合する必要性について意見を交わしました。

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