理事会でジェンダー政策ガイドラインについて協議

2017-11-29

第53回国際熱帯木材理事会で発表するコンサルタントのステファニー・キャズウェル氏。写真提供:D. Piaggio/SERFOR

開催中の第53回国際熱帯木材理事会二日目の会合において、コンサルタントのステファニー・キャズウェル氏は、ジェンダーについてのガイドラインに関する報告書を発表しました。同氏は、ジェンダーガイドラインが採択されれば、ITTOにおけるジェンダーへの配慮を主流化するのに必要な政策枠組みの提供が可能になり、組織の政策とプロジェクト事業に対する影響も大きくなり、より効果的に取り組めるだろうと述べました。

また、報告書では「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関するITTO政策ガイドライン」案が盛り込まれています。このガイドラインでは8つの主要要素(ITTO政策、計画、テーマ別プログラム;プロジェクトサイクル、能力開発;統計と情報;学習、知識管理とコミュニケーション;ネットワーキングと協力;内部機能;説明責任)について言及しています。