木材樹種を識別できるフィールドレベルの新技術

2017-05-15

ブラジル森林局森林製品研究所(LPF)がこのたび、近赤外分光法(NIRS)による木材の樹種識別と生産地認証に成功しました。この取り組みが成功したのは、CITESリストに掲載の熱帯木材種要件実施のためのITTO-CITESプログラムの支援によります。

NIRSは現在、16種類の絶滅のおそれのある熱帯樹種に対して利用可能で、マホガニー(Swietenia macrophylla)の木材樹種識別と生産地認証に適用されています。 NIRSは正確かつ実用的、そして迅速な識別方法であることから、現場の木材や木材サプライチェーンのチェックポイントで活用されます。そして、このことによりCITES規制の施行を促進し、市場の透明性を向上させています。詳細は、LPFの新作ビデオをご覧ください。