ITTO新たにマルチリンガルウェブサイトを公開

2006年11月7日, 横浜

ITTO 2カ年ワークプログラム2006-07について発表するマノエル・
ソブラル・フィーリョITTO事務局長。写真: ITTO

日本、横浜、2006年11月7日:ITTOは月曜日に横浜で始まった国際熱帯木材理事会第41回会議で4つの言語による新ウェブサイトを公開すると発表した。

同理事会は国際熱帯木材機関(ITTO)の管理組織である。定期的に会合を開き、持続可能な森林経営と持続可能な方法で生産された熱帯木材の取引を促進することを目的とする幅広い議題について議論している。

新ウェブサイトの特長と改良点は、マノエル・ソブラル・フィーリョITTO事務局長による2006-07年ITTO 2カ年作業プログラムの実施状況に関するプレゼンテーションの中で発表された。新ITTOウェブサイトは、メンバーのニーズにさらに応えるとともに、増加しつつある世界中の関心ある利害関係者に情報を提供するため、情報および刊行物を4つの言語で提供する。改良点としては、1986年の初会合以来理事会が下したすべての決定を格納した決議データベースを追加したこと、また今年初めに発行された熱帯森林経営の状況 「Status of Tropical Forest Management 2005」 専用サイトに生産メンバー国33カ国の国別プロフィールを掲載したことがある。

このサイト改良は、ITTOの活動に関する総合情報を英語、フランス語、スペイン語、日本語で提供することにより、透明性の向上と情報共有へのITTOのコミットメントを支援するものである。ユーザはwww.itto.or.jpのトップページ左上にある言語をクリックすることで、選択した言語にアクセスすることができる。

ITTOの詳細およびITTC第41回理事会の詳細は、http://www.itto.or.jp/ まで。