New video released on master plan for sustainable management of the Douala-Edea Wildlife Reserve

2015年7月16日

カメルーンで見られる熱帯のマングローブ生態系ビデオ映像のスクリーンショット。写真提供:Cam-Eco

マングローブは生態系として貴重です。なぜなら、マングローブは木材の供給源であるだけでなく、海岸線が浸食されるのを防ぎ、河口地域を安定させているからです。しかしながら、マングローブが存在している多くの熱帯地域では、木材や不適切な採取技術に対する需要が高いがゆえにマングローブ生態系の劣化や破壊を招き、そこに関わる流域への被害が生じています。カメルーンのドゥアラ・エデア野生生物保護区(RFDE)の場合、焼畑農法や薪の伐採と木炭の生産、非木材製品の過剰生産などの不適切な方法が採られています。カメルーンのNGO組織のCam Ecoが公開したビデオ映像(フランス語)では、この地域の熱帯マングローブ生態系の持続可能な利用に向けたITTOプロジェクトの下で取られた手法をまとめて概説しています。
.
ITTOプロジェクトPD 492/07 Rev.3 (F)「ドゥアラ・エデア野生生物保護区の沿岸地域におけるマングローブおよび流域のための参加型修復・管理プロジェクト」ではCam-Ecoが本プロジェクトのもとで同地域の熱帯マングローブの持続的管理についてのマスタープランの開発と実施ができるように支援しています。また、地域社会の経済発展の一環として環境への負荷が少ない所得創出活動が行われました。そして、Dibeng、BessombèとMossé という3つのグループのコミュニティー林が設立されています。

ビデオ映像へのリンク:
https://youtu.be/a7ZcZ4pK4mM