ITTO project recognized for the quality of its research
2013年8月20日
ペルー、アマソナス州のTaulia Molinopampa村落にあるヤシの森の私有環境保全地域でシーダー(Cedrela odorata)の母樹を選択 写真:IIAP
ITTOが資金援助したプロジェクトPD 622/11 Rev.1 (F)「ペルーのアマゾン地域における生活水準向上及び地域森林政策の強化のための在来植物の種子、苗木、木材製品のマーケティング：Taulia Molinopampa 村落でのパイロットケース」がペルーのチャチャポヤスで2013年8月20日から22日に開催された、2013年SEPIA XV（農業研究セミナー）の地域研究コンテストで受賞しました。
受賞した研究、「ペルー・アマソナス州のモリノパンパにおける種子源としての森林在来種の優先順位付け」は、ペルーのアマゾン地域に生息する下記の5種の在来種の選択、識別、符号化について詳しく説明しています。• Cedrela odorata – “cedro”
• Alnus acuminata –“aliso”
• Ocotea spp. – “ishpingo amarillo”
• Gordonia fruticosa – “chillca brava”
• Solanum pseudosycophanta – “san pablo o caballo runto”
この研究によって、選択された樹種の自然群生が明らかとなり、150種の母樹の分布図が作成されました。
種子や母樹に由来する材料を使って植物及び野菜を繁殖する方法は、この地域で見つかった樹種の豊かな遺伝資源を長期的に持続可能な方法で維持するための実行可能な代替法として、目下、大いに期待されています。
この研究はコンテストの主催者である農業研究セミナー（SEPIA、 農業・環境関連の研究を推進する非営利市民団体）、ペルーアマゾン研究所（ＩＩＡＰ）、トリビオ・ロドリゲス・デ・メンドーザ・アマソナス国立大学（ＵＮＴＲＭ）及びＧＩＺの持続可能な農業開発計画により審査されました。
このコンテストの結果は以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.indes-ces.edu.pe/portal/index.php/noticias/38-result-sepia2013.html
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