ITTOは国際女性デーで森林に関わる女性の重要な役割を称える

2018-03-07

3月8日の国際女性デーを迎えるにあたり、ITTOは持続可能な森林経営に携わる女性の重要な役割について、4名の著名な方々にインタビューを行いました。これらの方々は国際熱帯木材理事会(ITTOの統治機関)のステファニー・カズウェル元議長、アフリカコミュニティー森林経営のための女性ネットワーク(the African Women's Network for Community Management of Forests)のセシル・ヌジェベ会長、 フィンランドのミカ・コスキネン大使(駐ペルー、コロンビア、エクアドル、ボリビア)、そしてゲルハルト・ディーターリITTO事務局長です。

持続可能な開発目標5(「ジェンダー平等の実現とすべての女性と女児のエンパワーメントを図る」)を含む持続可能な開発のための2030アジェンダを採択することにより、全ITTO加盟国は持続可能な開発を達成するためにはジェンダーの平等が重要だと認識しています。

また、ITTOの主要な目標である熱帯木材生産林の持続可能な経営にとって、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントが不可欠だと認識しています。

国際熱帯木材機関は2017年12月の第53回国際熱帯木材理事会において、ITTOの事業にジェンダーを考慮することを主流化する目的で、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関するITTO政策ガイドラインを採択しました。カズウェル氏、ヌジェベ氏、コスキネン氏、ディーターリ氏はそれぞれインタビューの中で、ITTOの持続可能な森林経営を推進するためにガイドラインがどのように役立つか論じています。