ITTO、ガーナにて高官レベル会議開催

12 November 2007, 横浜

*注: 当初の日程(6月2~5日)は2008年6月9~12日に変更された

横浜 2007年11月12日: 国際熱帯木材理事会は最近閉幕した第43回理事会会議において、今後の作業運営方針について議論するため、ガーナのアクラにおいて2008年6月9~12日、高官レベル会議を主催することを決定した。

国際熱帯木材理事会は国際熱帯木材機関(ITTO)の運営組織であり、定期的に会合を開いて、持続可能な熱帯林経営ならびに持続可能な方法で生産された熱帯木材の取引の促進を目的とする、幅広い議題について議論している。

ITTOが現在直面している主な問題は、新しい運営協定である、国際熱帯木材協定2006(ITTA 2006)が発効されることである。アクラでの会議は、この新協定の発効に際して検討が必要な運営上の問題を見直し、明確化する。議論すべき問題としては、ITTO作業の指針となる(さらに、新たな資金源につながることが期待される)新テーマ別プログラムの運営、ITTA 2006が理事会助成金委員会(プロジェクト作業を見直し、いくつかの方針決定を行う)の運営にもたらす影響、プロジェクトの提出、見直し、資金拠出のサイクルがある。

現行の6ヶ月プロジェクトサイクルの下でITTOに提出されたプロジェクトについては、アクラ会議中に承認、資金拠出できるよう特別な措置が取られている。これは理事会または委員会会議を含むものではない。

アクラ会議ではまた、ITTOアフリカ加盟国のために一日会議を行い、地域的な問題に焦点を当て、ITTOの文脈における特定の地域的課題ならびに開発援助ニーズを見極める。

アクラ会議に関する詳細は Decision 6(XLIII)を参照されたい。第43回理事会またはITTO全般に関する詳細は、www.itto.or.jpまで。