GLSTF 2024が栄誉あるマカオ・ブランド・コンベンション・アワードを受賞

2025年1月17日, 横浜

Paula Sarigumba and Li Qiang

2024年12月3日、マカオ・タワー・コンベンション&エンターテイメント・センターにて、ITTOとIPIMを代表してブランド・コンベンション・アワードを受けとるIPIMエグゼクティブ・ディレクターのエレイン・ウォン氏。写真:IPIM

グローバル・リーガル&サステナブル・ティンバー・フォーラム(GLSTF)2024は、「マカオ・コンベンション&エキシビション・アワード2024」式典において、ブランド・コンベンション・アワードを受賞しました。授賞式は2024年12月3日、中国マカオ特別行政区(SAR)設立25周年記念行事(英語)の一環として、マカオ・タワー・コンベンション&エンターテイメントセンターで行われました。

マカオ・コンベンション&エキシビション表彰2024の受賞者たち。写真:IPIM

同賞は、画期的な会議と活動を通じて、合法で持続可能な木材の実践を促進し、環境スチュワードシップとコンプライアンスに関する重要な対話を進めているGLSTFの極めて重要な役割に光を当てました。

今年の授賞式では、「産業+コンベンション」とマカオと横琴の相乗的発展が紹介されましたが、これは2024年から2028年までのマカオの経済発展計画(英語)で打ち出された「1+4」という経済多角化戦略に沿うものです。

GLSTF2024は、40か国から約800名の参加者を集め、国際林業や木材貿易の重要課題に取り組むために、政策立案者、業界リーダー、環境保護活動家など、世界中の利害関係者を結集させたことで際立った存在感を示しました。この取り組みには、マカオのビジネスおよび展示業界の主要人物で構成された審査員団から強い共感が寄せられました。

マカオ招商投資促進局(IPIM)局長のビンセント・ウ氏は、「この賞は、合法で持続可能な木材産業の育成におけるITTOの極めて重要な役割を認めるとともに、マカオの会議・展示会産業への多大な貢献に光を当てるものです 。」と述べました。

合法で持続可能な木材サプライチェーンに向けた協力、イノベーション、進歩を促進するためのプラットフォームであるGLSTF2024のスナップショット。写真:GGSC

GLSTFは、ITTOとIPIMが共催し、グローバル・グリーン・サプライチェーン・イニシアチブ(GGSC)が運営するものです。合法で持続可能な木材サプライチェーンの採用を促進し、安定して透明性のある予測可能なビジネス環境の中で責任ある木材製品の取引と使用を促進し、気候変動緩和の取り組みを支援しながら持続可能な開発を進めることにより、持続可能な森林経営を強化することを目的としています。

「このような名誉ある賞を、ITTO、パートナーであるIPIMおよびGGSCにいただき、非常に誇りに思います。またGLSTFの貢献を評価してくださった審査員の方々、GLSTF参加者、および、マカオ特別行政区の目標に感謝いたします。私たちは今後数年間、GLSTFの作業アジェンダと成果をさらに発展させることに引き続き全力を尽くすとともに、これを実現するためにIPIMとGGSCが提供する支援に感謝します。」と、シャーム・サックルITTO事務局長は述べました。

マカオ・コンベンション&エキシビション協会が主催するマカオ・コンベンション&エキシビション・アワード2024は、マカオの会議・展示会産業の卓越性を紹介する権威ある年次イベントに成長しました。今年で9回目を迎える同イベントは、マカオの会議・展示産業の功績とイノベーションを称える重要なプラットフォームであり、質の高いコンベンション・展示会の一等地としてのマカオの国際的な評判を高めています。

GLSTFのような傑出した業績を表彰することで、この賞は会議や展示会を通じて産業シナジーを進めるマカオの戦略を促進します。

GLSTF詳細(英語):https://en.glstf.net
関連記事(英語): https://itto-ggsc.org/spotnews/533.html