熱帯林​に270万米ドルを拠出​

2016年3月24日

​グアテマラにおける再造林の様子。 ITTOはプロジェクトを通じて地域の人々が森林資源をより良く管理できるように、彼らの能力強化に取り組んでいます。写真提供:INAB

​2016年3月23日、日本政府は熱帯地方における持続可能な森林経営(SFM)を支援するために270万米ドルの中間資金拠出を発表しました。今回拠出される資金でITTO二ヶ年事業計画2015~2016(BWP)の新規プロジェクト6件と活動2件が実施可能になります。 
 
​新たに資金提供を受ける6件のプロジェクトは以下の通りです。
  1. ベナンラムサール条約登録湿地1017、1018における森林修復と持続可能な森林経営(SFM)​[PD 754/14 Rev.3 (F)]
  2. モザンビークの森林ガバナンス改善 [PD 732/14 Rev.2 (M)]
  3. ホンジュラスにおける未利用木材種に関するSFM [PD 770/15 Rev.1 (I)]
  4. ​グアテマラにおける森林減少と森林劣化を低減するための参加型かつ包括的SFM [PD 721/13 Rev.3 (F)]
  5. ​インドネシア、北スマトラの木質バイオマスエネルギー供給能力開発 [PD 737/14 Rev.2 (I)]
  6. ​ペルー北部海岸の熱帯乾燥林におけるSFM [PD 741/14 Rev.3 (F)].
また活動2件については『天然熱帯林の持続可能な経営に関するガイドライン』(2015年出版)適用のための地域能力の構築及びITTO主催の​国際会議を通じたマングローブ林生態系に関する知識拡大を実施し、これらのプロジェクトや活動の実施状況は定期的にwww.itto.intに掲載予定となっております。