ITTOプロジェクトがアマゾン森林の監視のための大きな新資金を導く

2013年6月12日

ITTO project RED-PD 029/09 Rev.1 (F)によるブラジル、ベレンでのINPEのアマゾン地域センターにて森林監視のトレーニング

‘パン・アマゾン森林地帯における森林破壊、伐採及び土地利用変更の監視– PANAMAZON II’(RED-PD 029/09 Rev.1 (F); ITTO 予算 1,124,784.00USドル)は、アマゾン地域の伐採と土地利用に関する課題のガバナンスを強化するアマゾン協力条約機構(ACTO)のメンバー国を支援し、森林被覆の拡大と質についてリアルタイム情報の提供を目指します。このプロジェクトは、ノルウェー、スイス、日本、アメリカによって資金を受けた熱帯林における森林の減少、劣化の減少と環境サービスの向上 (REDDES)についてのITTOテーマ別プログラムのフレームワークの中で2011年に実施が始まりました。プロジェクトの追加資金は、アマゾン地域プログラムを通じてオランダ(DGIS)やドイツ(BMZ/GIZ)の政府から、または、ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ギニア、ペルー、スリナム、ベネズエラなどの参加国から、提供されます。技術的援助は、ブラジル国立宇宙研究所 (INPE)と ブラジル国際協力庁(ABC)、及び参加国の環境省から受けます。
 
プロジェクトは、森林破壊の監視システムと、共通の地域の手順を用いた森林被覆の国の監視をする計画の作成と適用を支援します。実施2年目には、各国の国の調整ユニットと、ブラジリアのACTO常設の事務局の地域調整ユニットの設立と共に、地域及び国レベルでの組織化されたインフラを発展しました。現地職員はTerra Amazon (TA), PRODES、DETER 、DEGRADを含むブラジル国立宇宙研究所(INPE)によって作成された、データ処理と、大規模なデータベースに関する最新の技術を使用するトレーニングを受けています。トレーニングに従って、監視室は各国(ブラジルを除く)に設立され、設備され、監視の衛星画像の解析と作業の運用へ入ります。
 
ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)の理事会は、アマゾンファンド(www.fundoamazonia.gov.br )を通して2013年5月にRED-PD 029/09 Rev.1 (F)の元で始まった活動の継続と拡大を確かにするためにACTOへ2300万ブラジルレアル(1100万USドル)を承認しました。5年間をすぎ、‘アマゾン地域の森林被覆の監視’という新しいACTOプロジェクトが、設立された監視室の構造化と実施、森林被覆の監視技術へのアクセスの提供、国の監視プランの作成の支援、参加国の土地利用変更の制度面での能力の改善と調和と標準化を支援することを続けます。これは、不法な伐採を阻止することや森林破壊の減少のための公的ポリシーの手段に関する経験と交換するために、地域協力を支援します。期待されるプロジェクトの成果である森林破壊と森林劣化の改善されたコントロール、監視システムの強化、参加国からの提供データを経ることは、UN-REDDプログラムへの成果へとつながります。プロジェクトは、ブラジル外務省 (MRE), ブラジル環境省 (MMA) 、ブラジル国立宇宙研究所(INPE)から支援を受けてます。