ITTOがC&I最新版を発表
2016年9月13日

REDDプラスの測定:地元の人がITTOプロジェクトPD519/08 Rev.1(F)の一環としてメルベティリ国立公園(インドネシア、東ジャワ)の中の炭素貯蔵量を推定するために木の直径を測定する訓練を受ける様子。写真提供:FORDA。
C&Iは持続可能な森林経営の概念を操作できるようにするための重要な政策手段です。基準はSFMに必須の構成要素を特徴づけ、指標は各要素を評価する方法となります。長期に渡って観察すると、C&IはSFMに関連する生物物理学的変化や傾向と社会経済・政策条件の変化や傾向を示します。
ITTOは1990年代初頭に熱帯林でのC&Iを発展させたパイオニアでした。それには、生産加盟国における熱帯林の状態を評価することを可能にして、何が森林業務の弱点かを特定し、必要に応じて改善することを目的としていました。それ以来、150カ国程に及ぶ9つのC&Iの枠組みが確立されて、世界のあらゆる主要な生態ゾーンをまとめて網羅しています。
C&I最新版には7つの基準と58の指標が盛り込まれています。「基準」は持続可能な森林経営の必須成分を特徴付け、「指標」はこれらの各コンポーネントを評価する方法となります。
本改訂版はITTOメンバーならびに国際熱帯木材理事会からの意見を取り入れて、専門家チームが開発しました。 C&Iに報告するためのダウンロード可能なフォーマットはITTOウェブサイト上で間もなく利用可能になる予定です。
本改訂版はガイドラインなどの政策書のページより電子版(英語、PDF)をダウンロードいただけます。