
年次報告書
2010年度年次報告書

2010年はITTOにとって非常に重要な年となりました。プロジェクトや政策関連の通常事業に加えて、2006年国際熱帯木材協定 (ITTA)の発効に向けた取組みが最大の出来事として挙げられます。また、熱帯林の持続可能な経営に関する国際協議の場や国際生物多様性年に係る活動にも積極的に参加し、数々の国際機関と共同でイベントの実施や覚書を締結して、関係の強化に努めました。さらには、製薬企業をはじめとする民間セクターとCITES付属書に記載されている樹種の利用や開発に対する協力関係にも改善が見られました。ITTOのパイロット事業であるテーマ別プログラムには、新たな二つのプログラムが追加されました。それぞれ、”コミュニティーによる森林経営と事業 (CFME)”と”貿易と市場の透明性 (TMT)”プログラムとして運営を開始、また森林破壊・森林劣化の減少及び環境サービスの強化 (REDDES) のプログラムでは2回目の提案書の募集が行われました。本書は、上記に挙げられる2010年度の重要な活動の詳細をまとめています。
2009年度年次報告書

熱帯林は2009年も大きく国際的な注目を集め、中心的な話題となりました。ITTOは熱帯森林資源の保全や持続可能な経営、利用と貿易を促進するための法的効力を有する世界唯一の政府間機関であり、国際協議の場に積極的に参加してきました。数々の国際機関との継続した協力の中でも、特に森林のためのパートナーシップ(CPF)メンバー機関との連携活動が続きました。国際連合食糧農業機関(FAO)や国連森林フォーラム(UNFF)、国際自然保護連合(IUCN)、生物多様性条約機構(CBD)、ワシントン条約事務局(CITES)との協力が引き続き行われたのです。ITTOは、重要な国際会議や会合への積極的に参加すると共に(詳細は2009年度年次報告書参照)、熱帯林の持続可能な経営促進のための活動のために現場重視の観点から活動を行いました。
2008年度年次報告書
2008年はITTOにとって多くの面で非常に重要な年となりました。ITTO発展の岐路とも言えるこの年、幅広く環境と貿易、開発に焦点を当てた新しい合意を形成したことで、ITTO加盟国の期待の高まりと共に、新たな財源確保への望みとなったのです。 1994年から2006年の熱帯木材協定(ITTA)への移行を協議した結果、ITTOでは1994年のITTA下における事業活動の資本を運用することとなり、2006年のITTA下において、今後の事業運用方法について検討しました。これにより、評議会と委員会の開催頻度と期間、委員会の機能について、そしてITTOの行う事業とITTOプロジェクトサイクルへの資金調達についての諸問題に対する議論が再燃することとなりました。
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