TFU:熱帯林ニュースレター

21 No 1
SFMのための人材
過去四半世紀に渡るITTO加盟国で実施された持続可能な森林経営(SFM)の進展を評価するための分析・診断結果において、人間の能力が欠如することがSFMにとって重要な制約となると示されています。この人間能力という部分において、ITTOが最も効果的に貢献できるのがフェローシッププログラムです。このプログラムはITTOが始めた最も早く成功したイニシアチブであり、おそらくこのプログラムだけが熱帯林とその経営に特化した世界で唯一の支援プログラムです。
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コンテンツ
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本号は予算の制約の都合上、縮小版となっており、1万5000人の読者の皆さまへの配布も中止しました。(ウェブサイト上での閲覧は可能です。また、第47回ITTCセッションでは数に限りはありますが配布予定です。)さらに、このことより2011年のTFU発行スケジュールと回数にも影響がありました。今後、十分な資金提供が行われるか、またはITTOの国際熱帯木材協定2006が発効した時点でコアの活動予算に組み入れられることで、2012年には通常版の発行と回数に戻れるだろうと考えています。
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フェローのその後
By Chisato Aoki ITTOフェローシッププログラムの評価でこのプログラムが与える影響の大きさを認識。
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持続可能性が危ぶまれる
By Constantino Aucca Chutas ITTOのフェローがペルーの雲霧林の利用と管理についての研修プログラムを開発
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フェローシップの授与
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カンボジアの森林伐採
By Dana Kao, Nobuya Mizoue and Shigejiro YoshidaITTOフェローシッププログラムがカンボジアの伐採された森林の持続的生産量の推計に役立つ
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協力する
By Jean Hude Moudingo Ekindiカメルーンのドゥアラ・エデア野生動物保護区でマングローブ生態系の再生に対する住民参加型取り組みが改善できる
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PCIを推進する
By Philomène Nkoulouガボンの森林におけるSFMの原則、基準と指標(PCI)の実施を促進するための行動が求められる
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農業の限界
By Rabindra Roy 非木材森林製品(NTFPs)へ重点を置くことでネパールのフムラ群北部の生活改善につながる
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孤立無援
By Stephanie J CaswellITTOフェローシッププログラム – さらに改善できるのか?
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フェローシップ論文リスト
ITTOフェローシッププログラムで実施した活動に基づいた論文集
最新版




33 No. 1
サイエンスとテクノロジー:持続可能な木材の推進を支える
優れた科学技術の利用は、持続可能な森林経営や林産物の持続可能な取引を促進する政策や取り組みなどをはじめとする、持続可能な開発...
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