持続可能な開発目標
Main SDG introduction
2015年9月、国連サミットで各国の首脳は「持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030 Agenda for Sustainable Development)」及びそこに掲げられた17の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)を採択しました。SDGsは全ての国に対して繁栄を促進しつつ地球を守る行動を起こすよう求めるもので、貧困削減と、経済成長を遂げ、社会のニーズに答え、気候変動に対処し、環境の持続可能性を達成する戦略とが相伴わなければならないと認識しています。
生産性のある熱帯地域の森林の持続可能な経営と持続可能な熱帯木材の貿易が将来の木材需要を充足しSDGsの達成にも資することが次第に明らかになっています。ITTOは、合法かつ持続可能な森林で収穫された熱帯木材の国際貿易の一層の拡大に寄与します。SDGsの全目標、特に目標1(貧困をなくそう)、目標12(つくる責任 つかう責任)、目標13(気候変動に具体的な対策を)及び目標15(陸の豊かさも守ろう)に向けた各国の取組を支援するのにふさわしいと言えます。ITTOは次のような取組を行っています:
次のSDGsからご希望の目標(複数可)を選択するとSDGs達成に向けたITTOの貢献をご覧になれます:
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写真撮影:R. Carrillo/ITTO
ITTOは次のような活動を通じて持続可能な熱帯林を促進しています:
- フィールドプロジェクトの実施を通じた熱帯諸国での持続可能な森林経営能力の構築
- 熱帯林資源の保全と持続可能な経営、利用、貿易に関する政策対話フォーラムの開催
- 各国で活用を目的に、持続可能な森林経営、森林保全、劣化した熱帯林の再生に関する政策ガイドラインの作成
- 森林経営の改善、生物多様性の保全及び地元の人々の暮らしの向上を目指し、政府、森林に関する協調パートナーシップ(Collaborative Partnership on Forests:CPF)(リンク先は英語)、市民社会及び民間セクターとの連携
- ITTOフェローシップ・プログラムを通じた熱帯林業分野の専門性の強化。本プログラムでは1,400名の若手の林業専門家が技能を向上させた
- 生物多様性条約(Convention on Biological Diversity:CBD)及び絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora:CITES)との共同実施プロジェクトを通じた生産性のある森林における生物多様性保全
選択した持続可能な開発目標(SDGs)に関連するITTOの貢献
(101 件見つかりました)

ITTO貿易・市場デーに地域の木材貿易・産業リーダーがコスタリカに集結
住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう
2025年4月4日、コスタリカの豊かな緑の中で、国際熱帯木材機関(ITTO)の貿易・市場デーがコスタリカ林業木材産業協会(Cámara Forestal Madera & Industria: CFMI)との共催で開催され、林業、貿易、持続可能性に携わる地域のリーダーたちが参加しました。同イベントは、規制の変化から技術革新、持続可能な森林経営、合法的な貿易、気候変動に配慮した林業のソリューションまで、熱帯木材貿易における変革のトレンドについて議論する重要な場となりました。
イベントは、林業関連機関、民間セクターの代表、認証機関、国際機関、市民社会など、多様なステークホルダーが一堂に会する機会となりました。議論では、自然を基盤とした気候変動対策として、また農村の生計を経済的に支えるものとして、木材の2つの役割が強調されました。
ITTO 詳細
イベントは、林業関連機関、民間セクターの代表、認証機関、国際機関、市民社会など、多様なステークホルダーが一堂に会する機会となりました。議論では、自然を基盤とした気候変動対策として、また農村の生計を経済的に支えるものとして、木材の2つの役割が強調されました。
ITTO 詳細

アリの卵を夕食に:国際森林デーに樹木と食料安全保障を称える
飢餓をゼロに 陸の豊かさも守ろう
コンプール・ブーニョン氏にとって、タイ北部の山岳地帯にある彼の家の近くにあるコミュニティの森は、非常時の食料貯蔵庫や、苦境に陥ったときの保険のようなものと言えます。
「COVID-19のようなことが再び起こっても、しばらくは森の中で生き延びることができるでしょう。」とブーニョン氏は語りました。「バンコクや他の大都市に住んでいたら、お金がなければ生活していくのは難しい。ここでは、たとえお金がなくても、食べ物を見つける方法はいくらでもあります。」
森林は地域的なものから世界的なものまで、あらゆる規模で、世界中の人々に貴重な、さらには命を救う恩恵をもたらしています。この事実は、毎年3月21日の国際森林デーに高く評価され、称えられています。
この国連による国際デーの今年のテーマは 「森林と食料」であり、熱帯アフリカ、アジア、ラテンアメリカのITTO加盟国を含む食料安全 詳細
「COVID-19のようなことが再び起こっても、しばらくは森の中で生き延びることができるでしょう。」とブーニョン氏は語りました。「バンコクや他の大都市に住んでいたら、お金がなければ生活していくのは難しい。ここでは、たとえお金がなくても、食べ物を見つける方法はいくらでもあります。」
森林は地域的なものから世界的なものまで、あらゆる規模で、世界中の人々に貴重な、さらには命を救う恩恵をもたらしています。この事実は、毎年3月21日の国際森林デーに高く評価され、称えられています。
この国連による国際デーの今年のテーマは 「森林と食料」であり、熱帯アフリカ、アジア、ラテンアメリカのITTO加盟国を含む食料安全 詳細

ITTO、世界木材デーに見解を示す―持続可能な木材がバイオエコノミーの転換を促進
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう
自然と持続可能性に関する世界的な課題を挙げると、その答えのひとつが木材だと気づくでしょう。
森林は、気候変動を引き起こす炭素を隔離、貯蔵、吸収する重要な役割を担っています。また、生物多様性の重要な貯蔵庫であり、避難所でもあります。森林は、何百万もの人々に水、食料、生活、災害からの保護を提供しており、森林からの木材は循環型バイオエコノミーへの移行に不可欠な再生可能素材と言えます。
毎年3月21日のワールド・ウッド・デー(World Wood Day)は、人類の持続可能な未来の確保のために、森林と木材が重要であることを認識し、称える機会です。ITTOとそのパートナーにとっては、熱帯林の持続可能な経営と熱帯林産物の合法で持続可能な取引を促進するという使命へのコミットメントを強化することを意味します。
2025年3月19日、仙台で開催された 詳細
森林は、気候変動を引き起こす炭素を隔離、貯蔵、吸収する重要な役割を担っています。また、生物多様性の重要な貯蔵庫であり、避難所でもあります。森林は、何百万もの人々に水、食料、生活、災害からの保護を提供しており、森林からの木材は循環型バイオエコノミーへの移行に不可欠な再生可能素材と言えます。
毎年3月21日のワールド・ウッド・デー(World Wood Day)は、人類の持続可能な未来の確保のために、森林と木材が重要であることを認識し、称える機会です。ITTOとそのパートナーにとっては、熱帯林の持続可能な経営と熱帯林産物の合法で持続可能な取引を促進するという使命へのコミットメントを強化することを意味します。
2025年3月19日、仙台で開催された 詳細
2025年国際森林デーに寄せるITTO事務局長のビデオメッセージ
陸の豊かさも守ろうシャーム・サックルITTO事務局長によるビデオメッセージ(英語)
2025年国際森林デー:森林と食料
ITTOは、持続可能な林業セクターで活動し、働いているすべての人々に心からの祝福を贈ります。2025年の国際森林デーは、森林と食料安全保障、栄養、生計との間の本質的なつながりに光を当てています。森林は食料、燃料、収入を提供するだけでなく、生態系を維持し、土壌を肥沃にし、水資源を保護し、花粉媒介者などの不可欠な生き物を含む生物多様性の拠り所を提供するという重要な役割を担っています。
森林は、森林に依存するコミュニティ、特に先住民族にとって不可欠であり、炭素を隔離・貯留することで気候変動の緩和に大きく貢献しています。世界中で50億人以上の人々が、食料、医療、社会経済的なウェルビーイングのために森林と非木材林産物に頼っています。樹木と森林は、木の実、果実 詳細
ディアリオ・デ・ユカタン紙、メキシコのITTOプロジェクトを紹介
陸の豊かさも守ろう
熱帯林資源の持続可能な利用と先住民族の知識の保護を通じて、メキシコのユカタン半島にある4つの農村コミュニティの経済を強化するITTOプロジェクトが、現地の主要なメディアに取り上げられました。
メキシコの地方日刊紙「ディアリオ・デ・ユカタン(Diario de Yucatán)」は2月に、数々の写真と同地域のエコツーリズムを促進するビデオへのリンクとともに、ITTOプロジェクトに関する記事を掲載しました。
「マヤ・トレイン・プロジェクトにおける生物多様性の持続可能な利用を通じた、ユカタン半島の熱帯林におけるマヤ先住民族コミュニティのレジリエンス強化」と題された同プロジェクトは、メキシコ国立自治大学(UNAM)の国立高等教育学校のメリダに拠点を置くユニット(ENES-Merida)のチームによって実施されました。
湿地帯は 詳細
メキシコの地方日刊紙「ディアリオ・デ・ユカタン(Diario de Yucatán)」は2月に、数々の写真と同地域のエコツーリズムを促進するビデオへのリンクとともに、ITTOプロジェクトに関する記事を掲載しました。
「マヤ・トレイン・プロジェクトにおける生物多様性の持続可能な利用を通じた、ユカタン半島の熱帯林におけるマヤ先住民族コミュニティのレジリエンス強化」と題された同プロジェクトは、メキシコ国立自治大学(UNAM)の国立高等教育学校のメリダに拠点を置くユニット(ENES-Merida)のチームによって実施されました。
湿地帯は 詳細

ITTO、2023年における熱帯木材製品の大部分の貿易不振を報告
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年12月5日、横浜:消費国の大半で経済成長の鈍化、インフレによる生活費危機、中国の不動産セクターの減速を受け、熱帯木材製品の取引の大部分が2023年に大幅に減少したと、第60回国際熱帯木材理事会の4日目に発表された報告書が示しました。
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政策に活用できる教訓を生み出すITTOの森林火災プロジェクト
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年12月4日、横浜:インドネシアとペルーで完了したITTOプロジェクトはいずれも、森林火災管理に関する貴重な知見を提供し、それらは熱帯林火災管理の新しいガイドライン作成に役立てられる予定であると、第60回国際熱帯木材理事会3日目に発表されたプロジェクト評価が指摘しました。両プロジェクトとも日本政府の資金提供を受けています。
ITTO事務局は各担当者らと緊密に連携し、ITTOプロジェクトを成功裏に実施しています。写真:P.Sarigumba/ITTO
「インドネシアにおける森林・土地火災の管理に関するキャパシティビルディング」プロジェクトは、南スマトラ州、中央カリマンタン州、南カリマンタン州で様々な火災関連活動を行いました。例としては、地域コミュニティで焼却ゼロの実践に関する研修を実施するとともに、土地を焼き払わずに農地 詳細
ITTO事務局は各担当者らと緊密に連携し、ITTOプロジェクトを成功裏に実施しています。写真:P.Sarigumba/ITTO
「インドネシアにおける森林・土地火災の管理に関するキャパシティビルディング」プロジェクトは、南スマトラ州、中央カリマンタン州、南カリマンタン州で様々な火災関連活動を行いました。例としては、地域コミュニティで焼却ゼロの実践に関する研修を実施するとともに、土地を焼き払わずに農地 詳細

熱帯木材業界団体、ITTOに熱帯木材擁護のための更なる努力を求める
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
世界中の木材生産者が輸送コストの高騰に動揺し、熱帯木材セクターが消費者のネガティブなイメージに苦しむ中、貿易諮問グループ(TAG)は本日、ITTOに対し、生産者が木材のトレーサビリティ、合法性、持続可能性に関して行ってきた「驚異的な進歩」を伝えることにより、熱帯木材の需要回復に注力するよう呼びかけました。
TAGは、国際熱帯木材理事会第60回会合の「貿易と市場の日」の一環として発表した声明(英語)の中で、熱帯木材セクターは様々な面、特に輸送コストの面で圧力を受けていると述べました。
「多くの生産国の輸出業者は、海運会社が新型コロナウイルス感染症の世界的大流行や地域的紛争の影響を受け続けていることを理由に、海上輸送運賃やその他の物流コストを引き上げていることに不満を抱いています。」とTAGの声明文は指摘しています。
声明文によると、海上輸送運賃はパンデミック直 詳細
TAGは、国際熱帯木材理事会第60回会合の「貿易と市場の日」の一環として発表した声明(英語)の中で、熱帯木材セクターは様々な面、特に輸送コストの面で圧力を受けていると述べました。
「多くの生産国の輸出業者は、海運会社が新型コロナウイルス感染症の世界的大流行や地域的紛争の影響を受け続けていることを理由に、海上輸送運賃やその他の物流コストを引き上げていることに不満を抱いています。」とTAGの声明文は指摘しています。
声明文によると、海上輸送運賃はパンデミック直 詳細

議論高まる森林減少防止規制
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
EUDRとして知られる、欧州連合(EU)の新しい森林減少防止に関する規制(英語)は、国際熱帯木材理事会のこれまでの会合で多くの議論がなされてきたが、本日も、第60回理事会の「貿易と市場デー」の一環として注目を集めました。
国際林業研究センター-国際アグロフォレストリー研究センター(CIFOR-ICRAF)(英語)のロバート・ナシ事務局長は、EUDRが熱帯木材貿易に与える影響について発表しました。同氏によると、2023年に採択されたこの規則は、EUに輸入されるいくつかの商品および派生製品に関連する森林減少に対応するためのものだということです。
ナシ博士は、EUDRと2013年に導入されたEU木材規則(英語)との相違点を概説し、生産国にとっての主要なリスクと機会について説明しました。また、EUDRについては、改正案を含め不透明な点が残っていると述べました。同規則の施行は遅れており 詳細
国際林業研究センター-国際アグロフォレストリー研究センター(CIFOR-ICRAF)(英語)のロバート・ナシ事務局長は、EUDRが熱帯木材貿易に与える影響について発表しました。同氏によると、2023年に採択されたこの規則は、EUに輸入されるいくつかの商品および派生製品に関連する森林減少に対応するためのものだということです。
ナシ博士は、EUDRと2013年に導入されたEU木材規則(英語)との相違点を概説し、生産国にとっての主要なリスクと機会について説明しました。また、EUDRについては、改正案を含め不透明な点が残っていると述べました。同規則の施行は遅れており 詳細

市民グループ、森林景観再生におけるコミュニティと女性への支援強化を要請
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
市民社会諮問グループ(CSAG)は本日、ITTOは熱帯地域における森林景観再生ガイドライン(英語)のコミュニティ主導による実施への支援を加速し、再生への取組の効果を高め、コミュニティがその恩恵を受けられるようにすべきであるとの声明を発表しました。
この声明は、第60回国際熱帯木材理事会の会期中に開催されたCSAG主催の再生戦略と経験に関するパネルディスカッションの中で発表されました。
CSAGは声明の中で、「ITTOの最高レベルの場において、女性主導の再生への取組の課題と機会が正当に評価されたことを大変うれしく思います。」と述べました。
CSAGは理事会に対し、「ITTOが公表したガイドラインのコミュニティ主導による実施への支援をさらに加速させること」、特に利害関係者の関与、参加型ガバナンスの支援、多様なアプローチを用いて地域の状況に合わせた活動を実施するこ 詳細
この声明は、第60回国際熱帯木材理事会の会期中に開催されたCSAG主催の再生戦略と経験に関するパネルディスカッションの中で発表されました。
CSAGは声明の中で、「ITTOの最高レベルの場において、女性主導の再生への取組の課題と機会が正当に評価されたことを大変うれしく思います。」と述べました。
CSAGは理事会に対し、「ITTOが公表したガイドラインのコミュニティ主導による実施への支援をさらに加速させること」、特に利害関係者の関与、参加型ガバナンスの支援、多様なアプローチを用いて地域の状況に合わせた活動を実施するこ 詳細

熱帯木材業界団体、ITTOに熱帯木材擁護のための更なる努力を求める
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年12月3日、横浜:世界中の木材生産者が輸送コストの高騰に動揺し、熱帯木材セクターが消費者のネガティブなイメージに苦しむ中、貿易諮問グループ(TAG)は本日、ITTOに対し、生産者が木材のトレーサビリティ、合法性、持続可能性に関して行ってきた「驚異的な進歩」を伝えることにより、熱帯木材の需要回復に注力するよう呼びかけました。
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議論高まる森林減少防止規制
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年12月3日、横浜:EUDRとして知られる、欧州連合(EU)の新しい森林減少防止に関する規制は、国際熱帯木材理事会のこれまでの会合で多くの議論がなされてきたが、本日も、第60回理事会の「貿易と市場デー」の一環として注目を集めました。
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市民グループ、森林景観再生におけるコミュニティと女性への支援強化を要請
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年12月3日、横浜:市民社会諮問グループ(CSAG)は本日、ITTOは熱帯地域における森林景観再生ガイドライン(英語)のコミュニティ主導による実施への支援を加速し、再生への取組の効果を高め、コミュニティがその恩恵を受けられるようにすべきであるとの声明を発表しました。
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理事会議長、政治的不透明感が増す中、共通の目的に集中するよう加盟国に要請
つくる責任つかう責任 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年12月2日、横浜: 本日開幕した第60回国際熱帯木材理事会(ITTC60 )において、アン・タイラー議長(ニュージーランド)は、ITTO加盟国が一致団結し、持続可能なかたちで経営された熱帯林の重要性とITTOが果たす役割に焦点を当てるよう促しました。
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熱帯林の未来を形成: 国際熱帯木材理事会 第60回会合
産業と技術革新の基盤をつくろう つくる責任つかう責任 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
国際熱帯木材理事会(ITTC)は、2024年12月2日から12月6日まで、活気に満ちた街、横浜で記念すべき第60回会合を開催します。今回の理事会は、一つの節目となるものであり、加盟国、産業界、市民社会の代表、そして持続可能な熱帯林経営と木材貿易に携わる人々にとって、極めて重要な会合となると期待されています。
この会合が重要な理由
熱帯林は、生物多様性を支え、気候を調整し、何百万もの人々の生計を支える、地球の健全性にとって不可欠な存在です。国際熱帯木材機関(ITTO)の意思決定機関であるITTCは、持続可能な森林経営と持続可能な方法で生産された熱帯木材の貿易を促進する上で中心的な役割を果たしています。
今回の第60回会合では、以下のような喫緊の課題に取り組みます。
持続可能な森林経営の推進
気候と生物多様性について世界的 詳細
この会合が重要な理由
熱帯林は、生物多様性を支え、気候を調整し、何百万もの人々の生計を支える、地球の健全性にとって不可欠な存在です。国際熱帯木材機関(ITTO)の意思決定機関であるITTCは、持続可能な森林経営と持続可能な方法で生産された熱帯木材の貿易を促進する上で中心的な役割を果たしています。
今回の第60回会合では、以下のような喫緊の課題に取り組みます。
持続可能な森林経営の推進
気候と生物多様性について世界的 詳細

ITTO、世界的な気候変動対策における熱帯林の重要性をより高めるため、UNFCCC COP29に向けて加速
気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう
持続可能な方法で経営された熱帯林と合法なサプライチェーンは、気候変動との闘い、循環型経済を支えていく上で不可欠です。熱帯林は炭素吸収源として機能し、持続可能な木材は環境をより汚染する他の素材に代わる再生可能で低炭素な素材となることができます。持続可能な経営はまた、生産性を高め、生物多様性を保護し、土壌と水の保全の質を保ち、自然災害から守ることによって、気候変動の影響に対する森林とコミュニティのレジリエンスを高めることもできます。農作物不足の際には、地域の食糧資源となることもできます。
国際熱帯木材機関(ITTO)は、森林再生、生物多様性の保全、原野火災の防止、持続可能な生計と雇用の創出、合法で持続可能な木材サプライチェーンの促進などの取り組みで加盟国を支援することによって、気候変動に関する国際的な目標をサポートしています。
ITTOは、国連気候変動枠組条約第29回締約国会議( 詳細
国際熱帯木材機関(ITTO)は、森林再生、生物多様性の保全、原野火災の防止、持続可能な生計と雇用の創出、合法で持続可能な木材サプライチェーンの促進などの取り組みで加盟国を支援することによって、気候変動に関する国際的な目標をサポートしています。
ITTOは、国連気候変動枠組条約第29回締約国会議( 詳細

ブラジルと中国の木材市場、9月に回復
住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 陸の豊かさも守ろう
2024年10月31日:本日発表された世界木材指標(Global Timber Index: GTI)レポートの最新版は、ブラジルと中国の木材セクターが9月に回復の兆しを見せたことを示しています。ITTOが支援するGTIは、多様なパイロット国における木材セクターのパフォーマンスを追跡調査するものです。
ブラジル(52.3%)と中国(54.2%)のGTI値は、9月に基準値の50%を超え(それぞれ44.5%と43.1%から上昇)、木材セクターの上昇傾向を示しています。具体的には、両国では、受注と生産が増加しています。
しかし、GTI参加生産国の大半では、木材セクターが引き続き縮小しており、タイ(49.1%)、ガーナ(46.7%)、コンゴ(44.9%)、メキシコ(37.1%)、マレーシア(29.0%)、ガボン(26.3%)のGTI値はすべて基準値の50%を下回りました。
詳細
ブラジル(52.3%)と中国(54.2%)のGTI値は、9月に基準値の50%を超え(それぞれ44.5%と43.1%から上昇)、木材セクターの上昇傾向を示しています。具体的には、両国では、受注と生産が増加しています。
しかし、GTI参加生産国の大半では、木材セクターが引き続き縮小しており、タイ(49.1%)、ガーナ(46.7%)、コンゴ(44.9%)、メキシコ(37.1%)、マレーシア(29.0%)、ガボン(26.3%)のGTI値はすべて基準値の50%を下回りました。
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タイの国内木材消費を促進:ITTO、タイ、日本の共同事業
つくる責任つかう責任 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行は、熱帯木材貿易を含む国際市場を揺るがしました。タイでも、多くの国々と同様に、木材の国際的な需要と価格が大幅に下落しました。この課題に対し、国際熱帯木材機関(ITTO)と日本の林野庁は、タイの木材・木材製品の国内消費を促進するという重要な解決策を推進してきました。
国内消費が重要な理由
世界の木材市場が不安定なため、タイの国内の木材産業を強化することが重要となります。木材製品の国内消費を促進することで、変動する国際市場への依存を減らし、タイの長期的な経済と環境の持続可能性を支えることができます。
そのような方向性への大きな一歩として、木材の合法性と持続可能性に関する政策の改善、利害関係者の関与、木材サプライチェーンの強化が挙げられます。タイが将来を見据えるとき、日本における国内での木材消費の促進の成功は貴重な教訓となり 詳細
国内消費が重要な理由
世界の木材市場が不安定なため、タイの国内の木材産業を強化することが重要となります。木材製品の国内消費を促進することで、変動する国際市場への依存を減らし、タイの長期的な経済と環境の持続可能性を支えることができます。
そのような方向性への大きな一歩として、木材の合法性と持続可能性に関する政策の改善、利害関係者の関与、木材サプライチェーンの強化が挙げられます。タイが将来を見据えるとき、日本における国内での木材消費の促進の成功は貴重な教訓となり 詳細

CBD COP16: ITTOと森林に関する協調パートナーシップ、『フォレスト・ファクター』を発行
陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
2024年10月27日、コロンビア、カリ:生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)(英語)が開催され、世界的な生物多様性目標の達成に向け国際社会が結束する中、10月25日に設定された「森林と水の日」(英語)には、森林と水の生態系の保全、回復、持続可能な経営の重要性に焦点が当てられました。これらの取り組みは、昆明・モントリオール生物多様性枠組(Kunming–Montreal Global Biodiversity Framework: KMGBF)(英語)やその他の世界的な環境・気候目標の実現・実施に不可欠です。
フォレスト・ファクターの発表
国際熱帯木材機関(ITTO)は、森林に関する協調パートナーシップ(Collaborative Partnership on Forests:CPF)を通じて、生物多様性条約(CBD)主導による新しい出版物『フォレスト・ファクタ 詳細
フォレスト・ファクターの発表
国際熱帯木材機関(ITTO)は、森林に関する協調パートナーシップ(Collaborative Partnership on Forests:CPF)を通じて、生物多様性条約(CBD)主導による新しい出版物『フォレスト・ファクタ 詳細

小規模農業従事者による高品質なチークの栽培にさらなる支援が必要-ITTOプロジェクトが先導する
貧困をなくそう 働きがいも経済成長も 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう
先月、ITTOプロジェクトの一環としてタイで開催された地域ワークショップで、参加者は、小規模農業従事者がチークや他の経済的価値の高い樹種を栽培し、長期的なローテーションで高品質な木材を持続的に生産する取り組みを支援するため、小規模農業従事者への実行可能な資金スキームを提供するよう提言しました。ワークショップではまた、ITTOプロジェクトがこの取り組みをどのように支援するかについての議論も行われました。
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