ITTOプロジェクトがブラジルで評価

2014年1月31日

表彰式で受賞されたプロジェクトコーディネーターのアリエル・デ・アンドラデ氏。写真:ANPM、ブラジル

ITTOが資金を出したプロジェクトPD 433/06 Rev.3 (I)“ブラジルの木質フローリング生産チェーンの持続可能なモデル”がブラジルのボアビスタ市にて2013年11月22日、環境意識の高い企業家精神のためのサミュエル・ベンチモル教授/アマゾニア銀行賞を受賞しました。

このプロジェクトはあまり使われていない樹種を木質フローリング生産チェーンに利用し、さらに木材乾燥及び廃材利用を向上させることでブラジルアマゾンの持続可能な森林経営を改善しブラジルの木質フローリング部門の効率性を高めることに貢献する研究を行ったことを評価されて、環境意識の高い企業家精神の分野で第2位に入賞しました。

このプロジェクトは246の推薦事業の中のひとつで、事業が革新的であること及びどのようにしてアマゾンの生物多様性を生態系を損なわずに地域住民の繁栄のために転換することができるかを基準にして評価されました。

プロジェクトはブラジル国立硬材フローリング協会(ANPM)がブラジリア大学(EFL/UNB)、パラ州立大学(CCNT/UEPA)及びサンパウロ大学(ESALQ/USP)と協力し、ブラジル農業省、ブラジル環境省(LPF/SFB/MMA)及びブラジル外務省(ABC/MRE)の支援を受けて実施されています。

プロジェクトはスイスと日本政府の資金援助を受け2011年、ITTOが資金を提供しました。

このプロジェクトに関する詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.itto.int/project_outputs/ and www.pimads.org

サミュエル・ベンチモル教授/アマゾニア銀行賞に関しては、下記のウェブサイトをご覧ください。
www.amazonia.desenvolvimento.gov.br