FAO-ITTO statistical support for East Africa

2014年1月28日

エチオピアのデブレゼイトでFAO地域統計ワークショップに参加した統計官  写真:J. Christophe/ITTO

ITTOはエチオピアのデブレゼイトで2013年12月2日から4日まで行われたFAO地域統計ワークショップに参加しました。このワークショップにはブルンジ、ジブチ、エチオピア、ケニヤ、南スーダン、スーダン及びウガンダの統計官が出席しました。今回のITTOの参加は、世界の森林産品に関する統計を向上させるためにITTO とFAOが長期にわたり協力してきた一環としてFAOにより援助されたものです。どの参加国もITTOの加盟国ではありませんでしたが、そのうち数カ国はITTOに興味を示し、ワークショップは東アフリカ諸国とITTOがお互いに知り合うための絶好の機会となりました。

ワークショップの目的は東アフリカのデータ収集と統計を改善することでした。ワークショップの最初の二日間は、参加国とFAO間でのコミュニケーションとデータ収集・検証を向上させることに集中しました。ITTOはデータ収集、検証、配布についての経験を共有しました。両機関とも政策やプロジェクト作成のためには木材製品についての一貫した統計が重要であることを強調しました。参加者は自分の経験を発表し、統計の質を高めるための解決法を提案しました。

ワークショップの最終日には、参加者はアディスアベバにあるエチオピア合板会社工場を訪問し、合板製造を見学しました。ワークショップは木材産品のデータ収集に関する国際協力を強化する機会となり、データの質を向上するためのFAOとITTOの協力体制を強固にしました。

ワークショップの詳細についてはFAOのサイトをご覧ください。
http://www.fao.org/forestry/statistics/80565@189486/en/