授与者が決定

2017年秋季フェローシップ授与者が決定

第53回国際熱帯木材理事会において、国際熱帯木材機関は2017年秋季フェローシップを18名に授与しました。新規フェローシップ授与者は15生産加盟国から選出され、6名が女性です。フェローシップ授与総額は11万810.72米ドルになります。
 
ITTOでは熱帯林業とその関連分野における加盟国の人材育成と専門知識の習得のために、フリーザイラー・フェローシップ基金を通してフェローシップを提供しています。本プログラムでは、持続可能な熱帯林経営の促進と熱帯木材の効率的な利用と加工、国際熱帯木材貿易に関する経済情報の改善を目指しています。
 
2017年秋季フェローシップ授与者:

Ms. ノライダ・アブド・ワホブ  マレーシア、プトラ大学における森林認証、プランテーション、林産物についての持続可能な森林経営(SFM)が与える影響に関する経済学的研究
 
Ms. ナタル・ギラン・ロドリゲス・デ・メッロ  ベルギー、ルーヴェンのルーヴェン・カトリック大学理学部博士課程プログラム
 
Mr. ロイ・オズワルド・ゴンザレス・マルティネス  コロンビアバランキージャのノルテ大学化学生物学科における、干ばつの増大から乾燥熱帯林の種の死亡率の評価に関するリサーチインターンシップ
 
タヒアナ・ラマナナントアンドロ博士  日米木質科学国際会議2018への参加

ヴァレール・コラヴォレ・サラコ博士  ベナンのマングローブ林の地上における木材生産性、炭素および二酸化炭素ストックの推定に関する技術ガイドラインの作成と出版
 
Ms. シャーレーン・ジョーダン・ピアム・ジョモ  植物起源の非木材林産物の栽培化試験と参加型経営に関する修士研究:カメルーン、マメ科Scorodophloeus zenkeri Harms
 
Mr. ゲオルネ・ジェラウド・シドニーマンコウ  ベルギー・リエージュのリエージュ大学Gembloux Agro-Bio Techにおける短期研修コース「中央アフリカのアロメトリーと樹木の機能特性との因果関係について」
 
バイ・トラ・アイメ・ブロ博士  コートジボワール、アビジャンのフェリックス・ウフェ=ボワニ大学におけるコートジボワールのテネの森林における木材資源生産の持続可能性に関する博士課程研究
 
Mr. フアン・サラザール・セヴァロス  メキシコ、サラパで開催の世界竹議会2018への参加
 
Mr. コフィ・アドゥジャ・ヤフ  ドイツ、ドレスデン工科大学熱帯林科学修士(論文作成のフィールド評価)
 
Mr. サミュエル・アイズゥ  ガーナ、クマシのクワメ・エンクルマ科学技術大学 アグロフォレストリー博士課程
 
Mr. マンジュナタ・ヴェンカタッパ  カンボジアのシェムリアップ州における森林修復のための土地利用可能性の評価に関する博士課程調査
 
Mr. シュバハム・シャルマ  オランダ、ワーゲニンゲン大学CDIにおける短期研修コース「農業と気候変動適応及び天然資源管理」
 
ポノ・ワヒユディ博士  インドネシア、パプア州ビンチュニ湾での「マングローブ資源の利用と管理」の原稿作成と教科書の出版
 
アブドゥル・ラヒーム・アブドゥル・サマド博士  マレーシアの森林認証モデルに関するオンライン短期研修コースと米国バージニア州の統計教育研究所の監督下での共同分析。
 
Ms. ドラ・トレス・アヴィラ コスタリカ、トゥリアルバのCATIEでの生物統計学の国際学位
 
Ms. サンドラ・ナティビダッドアンカシ・ラゾー  コスタリカ、CATIEにおける第29回国際集中コース「天然熱帯林の国際多様化経営」
 
クイ・ナム・グエン博士  カナダ、オンタリオ州トロントにあるゲルフ大学生物多様性ゲノムセンターのDNAバーコード技術と方法論