授与者が決定
新規フェローシップ授与者
第43回国際熱帯木材理事会
2007年11月に開かれた第43回国際熱帯木材理事会において22名の新規フェローシップ授与者が決定した。新奨学生の出身国は17カ国に及び、うち8名は女性である。
ITTOは熱帯林学および関連分野における加盟国の人材開発を推進し、専門能力を強化するため、フリーザイラーフェローシップ基金を通じて本プログラムを助成している。その目標は持続可能な熱帯林経営、熱帯木材の効率的利用および加工、ならびに熱帯木材の国際取引に関するより良い経済情報を促進することである。
新規授与者は以下の通り。
- Mr. Nelson Abila (ナイジェリア)
- アメリカ、アーリントンのウィンロック・インターナショナルにて「持続可能な森林経営および森林生態系機能評価」に関する短期研修インターンシップ
- Mr. Winston Adams Asante(ガーナ)
- ガーナ、クマシのKwame Nkrumah科学技術大学にて「低インパクト伐採における管理された伐木およびスキッダー障害」に関する修士研究
- Mr. Mvondo Samuel Assembe(カメルーン)
- フィンランド、ヨエンスー大学にて「持続可能な森林経営の原則および国際慣習法」に関するPhD研究
- Mr. Constantino Aucca Chutas(ペルー)
- 「Abra Patricia-Alto Nieva民間保護地区における雲霧林の利用と管理」に関する研修プログラム
- Ms. Teodora Dogup Balangcod (フィリピン)
- フィリピンのフィリピン大学ロスバニョス校にて「フィリピン、ルソン島コルディレラ・セントラル地帯の固有種、ルソンユリの地理的分布、生態系および生殖生物学」と題するPh.D.論文
- Mr. Sharad Kumar Baral(ネパール)
- オーストリア、ウィーンの天然資源応用生命科学大学にて「選ばれた生態系特性に対する森林経営の影響:ネパール中山間地の2つのコミュニティー森林からの事例研究」に関する修士研究
- Mr. Diego Fernando Bermeo(エクアドル)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて「熱帯林および生物多様性の管理と保全」の修士プログラム
- Ms. Savita Bisht(インド)
- 「インド、マディヤ・プラデシュおよびチャティスガールにおけるNTFP」に関する技術文献の作成
- Ms. Raquel Correas Bulegio(ボリビア)
- ボリビア、コチャバンバのサンシモン大学にて「森林科学」の修士プログラム
- Dr. Claudio Henrique Soares Del Menezzi(ブラジル)
- 宮崎で行われる「第10回木質構造国際会議」に参加
- Mr. Arun Dhakal(ネパール)
- 「ネパール、中央タライの経済的に重要な5樹種の生産性と造林」に関する技術文献の作成
- Mr. Oyétoundé Djiwa(トーゴ)
- フランス、モンペリエのENGREFにて「フランス語圏西アフリカにおけるコミュニティ森林の持続可能な経営への住民参加:トーゴの事例」に関する修士論文
- Mr. Jean-Pierre Kampé(コンゴ)
- コンゴ、ブラザビルのMarien Ngouabi大学にて「MayombeのPterocarpus soyauxii Taubert(マメ科) および関連植物相の空間配置および成長への土壌パラメータの影響」に関するPh.D.論文
- Mr. Kouakou Bob Kouadio(コートジボワール)
- フランス、モンペリエ、SupAgro, Institut des Régions Chaudesにて「森林経営ツール」に関する短期研修コース
- Ms. Alba Lucia Marin Valencia(コロンビア)
- チリ、サンチアゴ・デ・チリのチリ大学にて「野生地域および自然保護」の修士プログラム
- Mr. Pierre Paul Mbarga(カメルーン)
- フランス、モンペリエ、SupAgro, Institut des Régions Chaudesにて「森林経営ツール」に関する短期研修コース
- Ms. Mercy Che Ndikum(カメルーン)
- ドイツ、イェーナのイェーナ大学にて「環境、森林、景観研究所での熱帯および亜熱帯における持続可能な森林生態系および景観管理」の大学院ディプロマコース
- Ms. Gladys Nchang Neba(カメルーン)
- イギリス、キューの王立植物園にて、園芸実務経験インターンシッププログラム
- Ms. Philomène Nkoulou née Bella Ewodo(ガボン)
- ガボン、リブレビルのInstitut National des Sciences de Gestionにて、「経済学および持続可能な森林経営」のDESSプログラム
- Mr. Caleb Boateng Ofori(ガーナ)
- Ph.D. Research on "Monitoring Forest Resources Using amphibians as Indicators” at Kwame Nkrumah University of Sciences and Technology, Kumasi, Ghana
ガーナ、クマシのKwame Nkrumah科学技術大学にて、「両生類を指標として利用した森林資源のモニタリング」に関するPh.D.研究 - Mr. Josua Vu Ralulu(フィジー)
- ニュージーランド、ロトルアのワイアリキ工科大学にて、「木製品製造」の国家ディプロマ
- Ms. Rina Susanti(インドネシア)
- ドイツ、ドレスデンのドレスデン工科大学にて「熱帯林業および経営」の理学修士プログラム