授与者が決定
29人が新たにフェローシップを受ける
Makiling森林保護区にてDNA分析のため葉を収集する。
写真: M. Abasolo、ITTO奨学生
2006年6月に開催された国際熱帯木材理事会第40回会議で29人がフェローシップを授与された。新たにフェローシップを受けたのは13人の女性研究員を含む16カ国の代表者である。
ITTOは熱帯林業および関連分野において、メンバー国の人材開発を推進し職業的専門能力を強化するため、フリーザイラー奨学基金を通じてフェローシップを提供している。その目標は、熱帯林の持続可能な経営、熱帯木材の効率的な利用と加工、そして熱帯木材の国際取引に関するより良い経済情報を促進することである。
フェローシップ授与者は以下の通りである。
- Mr Komlan Mibia Adiku (トーゴ)
- カメルーン、ヤウンデのCRESA Forêts Boisにて、「最適な価格付けのためのトーゴのGmelina Arboreaの木材の品質に関する研究」に関するDESS論文
- Ms Indranie Jean Bacchus (ガイアナ)
- 西インド諸島バルバドスの西インド諸島大学にて、経営学修士プログラム
- Ms Belvi Margui Cáceres Rodríguez (ペルー)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯林および生物多様性の経営および保全における修士プログラム
- Mr Maheshwar Dhakal (ネパール)
- 日本の筑波大学にて、「コミュニティ林業プログラムにおける森林製品価格付けシステム:その森林資源経営へのインパクトと地域住民の生活向上の分析」に関するPhD調査
- Mr Kelechi Eleanya (ナイジェリア)
- ナイジェリアのイバダン大学にて、「ナイジェリア、バイェルサ州、アカサ・マングローブ林における森林を基盤にした生活の評価:健全な地域森林政策への示唆」に関する大学院調査
- Mr Richard Gyimah (ガーナ)
- アメリカ、フロントローヤルにあるスミソニアン協会の生物多様性モニタリングおよび評価プログラムが主催するスミソニアン環境リーダーシップコース
- Mr Edward S.A. Kamara (リベリア)
- フィリピン、ロスバニョスのフィリピン大学TREESにて、持続可能な開発のための森林利用技術トレーニングコース
- Ms Lina Karlinasari (インドネシア)
- インドネシアのボゴール農業大学森林科学プログラムにて、「非破壊試験をベースにした木材曲げ強度分析」に関するPhD調査
- Mr Migbégbloê Kumedjro Messankpon (トーゴ)
- トーゴのロメ大学にて、「保護地域の持続可能な経営のための計画提案:バイェメの事例研究」に関するDESS論文
- Prof Win Kyi-1 (ミヤンマー)
- 「木材乾燥技術」と題した技術文書の作成
- Ms Amy Alicia Lazo Ulloa (ホンジュラス)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯自然林の多様化経営に関する第18回国際集中コース
- Ms Tania Liliana Luna Arévalo (コロンビア)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯自然林の多様化経営に関する第18回国際集中コース
- Ms Christine Mambote Makananu (コンゴ民主共和国)
- アメリカ、フロントローヤルにあるスミソニアン協会の生物多様性モニタリングおよび評価プログラムが主催するスミソニアン環境リーダーシップコース
- Ms Henny Gicela Maldonado Sevilla (コロンビア)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯自然林の多様化経営に関する第18回国際集中コース
- Ms Elisabeth Any MBA (カメルーン)
- タンザニア、ムウェカのアフリカ野生動物管理大学にて、森林再生および森林経営のディプロマコース研究プログラム
- Mr Marcel Joachim Medzegue (ガボン)
- フランス、タレンスのボルドー大学にて、「プランテーションと自然林のOkoume(Aucoumea klaineana P)木材の比較研究:解剖学、自然耐久性」に関するPhD調査
- Mr Roberto Lecomte Mello (ブラジル)
- アメリカ、オレゴン州ポートランドでの世界木材エンジニアリング会議WCTE2006
- Mr Joseph Mizingou (コンゴ共和国)
- 4つの国有林ステーションにおける10の商業種の生物季節学カレンダーに関するテクニカルシートの作成
- Mr Lawrence Gradebo Ogundare (ナイジェリア)
- ガーナの熱帯木材データ管理システムを研究するためガーナ森林委員会に出向
- Mr Abiodun Olusesi Oso (ナイジェリア)
- ナイジェリア、イバダンのイバダン大学にて、「1996年から2005年までのオグン州の開発における森林違反行為の評価:持続可能な森林経営への示唆」に関する修士調査
- Ms María Meneses Lixmani Pitacuar (エクアドル)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯自然林の多様化経営に関する第18回国際集中コース
- Ms Yan Arley Ramos Palacios (コロンビア)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯自然林の多様化経営に関する第18回国際集中コース
- Ms Eli Nur Nirmala Sari (インドネシア)
- 「インドネシア、東カリマンタン、マリノにおける森林認証とその地方森林コミュニティ貧困緩和へのインパクト」と題したPhDプログラム
- Ms Sajani Shrestha (ネパール)
- ネパール、カトマンドゥのトリブバン大学にて、「ジェンダー的視点から見たネパール緩衝地帯の家庭食糧の安全保障における野生食糧産品の利用と栄養」に関するPhD研究
- Mr George David Tchikou Tchuisseu (カメルーン)
- ガボン、リブレヴィルのEcole Nationale des Eaux et Forêtにて、「森林破壊が環境平衡にもたらす影響の研究における遠隔探査およびGIS」のDEAプログラム
- Ms Lucie Felicite Temgoua (カメルーン)
- フランス、モンペリエのENGREFにて、作物学および食糧技術‐地方熱帯林専攻での修士プログラム
- Mr Mahendra Singh Thapa (ネパール)
- ネパール、トリブバン大学森林研究所にて、自然資源経営および地方開発の修士プログラム修了
- Mr Aung Ko Thet (ミヤンマー)
- タイ、ナコンパトムのマヒド大学にて、自然資源経営の修士プログラム
- Ms Cecilia Victoria Vargas Mendiola (ペルー)
- コスタリカ、トゥリアルバのCATIEにて、熱帯自然林の多様化経営に関する第18回国際集中コース