訃報：ジョン・リー・ヴェッター氏

2010年、トーゴのロメで開催された第55回国際熱帯木材理事会で議長を務めたジョン・リー氏。写真：R. Carrillo/ITTO

2023年2月13日、横浜：ITTOは、元職員のジョン・リー氏が本日、故郷ペルーのリマで死去されたことを深く悼みます（享年69歳）。1992年にITTO事務局に入局したリー氏は、1995年から2016年に退職するまで、コンサベーション・オフィサーとして勤務していました。

リー氏は、ITTOプロジェクトにおいて保全への配慮が適切に行われるようにし、プロジェクトを監視し、熱帯林の保全と持続可能な経営のためのITTOガイドラインを推進するといった業務を担当しました。

リー氏は2016年にペルー森林野生動物局の事務局長に任命され、2019年まで同職を務めました。また、2018年から2019年には国際熱帯木材理事会の副議長および議長を務め、多くセンシティブな議論をリードしました。リー氏に突然の死が訪れたその時さえも、ITTOの「プロジェクトおよび事前プロジェクトの提案書の技術評価に関する専門家パネル」の議長と「持続可能な森林経営と再生のためのアジア太平洋ネットワーク」の理事を兼任していました。同氏はトロント大学で林学の修士号（理学）を取得しています。

ジョンは、人生への情熱、家族や友人への大きな愛、素晴らしいユーモアのセンスを持ち、持続可能な林業への生涯を捧げた偉大な人物で、ITTOファミリーの一員としてとても愛されていました。彼は国際的に、特にラテンアメリカとカリブ海地域のITTO加盟国でよく知られていました。ITTOやその他の多くの公式なミーティングだけではなく、時間外の集まりにおいても多大なる貢献をした彼を、多くの人が惜しむでしょう。

リー家へのお悔やみのメッセージの送付を希望される方は、件名を "John Leigh "として itto@itto.int までお送りください。事務局からご家族に確実にお届けすることをお約束します。

ジョンの魂が永遠に安らかでありますように。