熱帯地方における森林景観回復に関する第2回専門家グループ会議

熱帯地方における森林景観回復に関する第2回専門家グループ会議

日付・会場: 2019年6月11日~13日,Lüderenalp(スイス)

世界資源研究所による世界的な分析によると、モザイク型の回復に適した15億ヘクタールと大規模な森林回復のための5億ヘクタールとを合わせた世界の20億ヘクタール以上の土地で森林景観回復(FLR)の機会が得られると推定しています。この数年で森林劣化に対処するための様々な取り組みが世界的に始まっており、その中には例えば2020年までに1億5000万ヘクタールを回復させる「ボンチャレンジ」や2030年までに3億5000万ヘクタールを回復することを目標とする「森林に関するニューヨーク宣言」、「愛知生物多様性目標15」、「持続可能な開発目標15」、そして「国連森林戦略計画2017-2030」の森林目標1「森林劣化を防止し、気候変動に対処する世界の取り組みに貢献する」ことなどが含まれています。

IUCNと森林景観再生に関するグローバル・パートナーシップ(GPFLR)は、森林に関する共同パートナーシップ(CPF)の「森林景観再生に関する共同イニシアティブ2018~ 2019」を実施しています。 CPFはCPFメンバーのFLRプログラムを把握し、包括的な一連の自主的FLRガイドラインを作成するうえで有益な役割を果たすよう、ITTOに義務付けています。このことから第2回FLR専門家会議が2019年6月11日から13日にかけて、スイスのLüderenalp(エメンタール、Wasen)で、スイス政府、ITTO、AFoCO共催ならびにベルン応用科学大学の支援を得て開催される予定です。

第2回FLR専門家グループ会議の主な目的は以下の通りです。

  1. 劣化した熱帯林の景観および熱帯林景観の再生、管理目的、ならびに回復した森林地で生産された商品およびサービスの持続可能なサプライチェーンを推進するための短期、中期および長期投資戦略に関する概念とアプローチの検討。
  2. CPF/GPFLRメンバーによって開発された既存のFLRガイドラインのガイダンスを考慮に入れながら、GPFLRの2018年FLRの原則を効率的に運用するために、熱帯林景観回復のための政策と実施の原則および関連ガイドラインの見直し。
  3. 3つの熱帯地域で成功した熱帯林景観再生事例の選択基準を検討し、そのような事例を使用するための最善策と、学習とインスピレーションのためのフィールドからのグッドプラクティスについて定義。

連絡先

国際熱帯木材機関森林経営部
生態系再生プログラムオフィサー
Mr Youngtae Choi
Eメール: choi@itto.int