ベトナムにおける林産物統計に関するFAO-ITTO全国ワークショップ(招待者のみ)

ベトナムにおける林産物統計に関するFAO-ITTO全国ワークショップ(招待者のみ)

日付・会場: 2019年4月10日~12日、ダナン(ベトナム)

森林は私たちに多くの経済的および環境的利益をもたらします。国の経済(例えば国内総生産)に対して森林セクターの貢献具合を確認するためだけでなく、経済活動が与える環境的影響を評価するためにも(例えば、環境経済会計システム)林産物の生産と貿易に関するタイムリーかつ信頼できる統計情報は大変重要です。また、質の高い林産物統計を整備することは持続可能な森林経営、森林セクター計画、森林政策の策定を強化するために必要となります。

国連食糧農業機関(FAO)と国際熱帯木材機関(ITTO)はこれまで他の国際機関と協力して、林産物の生産と取引に関する統計の収集、編集、および普及に関して世界的に大きな役割を果たしてきました。 FAOの「林産物年鑑」やITTOの「世界の木材状況に関する 2か年レビュー」、およびこれらの製品の基礎となるデータベースは、政策の立案と意思決定において世界中の森林セクターの政策決定者、企業および研究者によって広く使用されています。

こうした活動により林産物統計の正確性を向上させることができたものの、国と地域レベルでの能力向上などのさらなる改善が必要なのは明白です。このことはFAOとITTOにとっても引き続き重要な事業であり、今回、FAOとの共催で国の統計能力向上を目的とした林産物統計に関する全国ワークショップがベトナムで開催されます。

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FPS@fao.org