Workshop on strengthening collaboration in great ape conservation

ITTOは長期にわたり、保全および持続可能な森林経営プロジェクトを通じて、大型類人猿、特にオランウータンとゴリラの保全に務めてきた。

大型類人猿保全計画（Great Apes Survival Project, GRASP）はUNEPとUNESCOの革新的プロジェクトであり、ゴリラ、チンパンジー、ボノボ、オランウータンが直面している脅威を取り除くことを目的としている。

このワークショップではITTO、UNESCO、日本の環境省、日本国際協力機構、林野庁、日本自然環境センター（Nature and Environment Center of Japan）、日本木材輸入協会、その他の機関の専門家が一堂に会し、ITTOとGRASPが世界最大の類人猿を保全するためどのように協力し合えるかについて議論した。

スピーカーは以下の通りであった。

1. Emmanuel Ze Meka博士（国際熱帯木材機関　森林回復および森林経営アシスタントディレクター）
2. Natarajan Ishwaran博士（国連教育科学文化機関　生態学地球科学部門長）
3. 西田利貞教授（大型類人猿保全計画日本委員会理事代表、日本モンキーセンター所長）
4. 鈴木晃博士（自然環境研究センターディレクター、GRASP日本委員会理事）
5. 松沢哲郎教授（GRASP暫定科学委員会（Interim Scientific Committee）、GRASP日本委員会、IUCN大型類人猿セクション理事）