プロジェクトの系統的組織化のための能力開発トレーニングワークショップ

国際熱帯木材理事会(ＩＴＴＣ)44回会合で採択された決定５（ＸＬＩＶ）に従い、国際熱帯木材機関（ＩＴＴＯ）はプロジェクトの系統的組織化のための能力開発トレーニング　ワークショップを催すことを計画しています。これは、熱帯森林資源の保護、持続的経営、使用、およびに貿易の促進を目指す、質の高いプロジェクトを進展させるために現在進行中の努力の一環でもあります。今回のワークショップの開催地およびにスケジュールは以下の通りです。

1. 2009年4月20日－24日　タイ、チェンマイ、（アジア太平洋地域、英語使用）
2. 2009年4月27日－5月1日　ガボン、リブルビル、（アフリカ地域、フランス語使用）
3. 2009年5月12日－16日　グアテマラ、グアテマラシティ、(ラテンアメリカ及びにカリブ海地域、スペイン語使用)
4. 2009年5月11日－15日　ナイジェリア、イバダン、（ＴＢＣ）（アフリカ、ラテンアメリカ、カリブ海地域の英語圏のメンバー国、英語使用）

このトレーニングワークショップは、ＩＴＴＯに提出されたプロジェクトの準備やプロジェクト前段階の申し込みの準備に責任のある人々が、ＩＴＴＯのその他の関連したマニュアルやガイドラインと同様に、改訂されたマニュアルの使用に精通することを目指しています。目標は以下の通りです：

• ＩＴＴＯの改訂されたマニュアルとガイドラインに基づいた、プロジェクトプランニングと見積もりの方法と手段の訓練とプレゼンテーションを通して、マニュアルとガイドラインの内容に関しての知識を得ること；
• 問題分析、関係者の分析、論理的枠組みの基盤に特に焦点を当てた、優秀なプロジェクトデザインを引き出すこと；
• 提供されたノウハウ、方法、手段の分析とそれに関する討論を通して、また参加者の固有の経験をもとにして、知識を正しく応用するための好ましい姿勢と必要なスキルを育てること；そして
• ワークショップ全体を通じて行われる革新的な教授法に触れることによって、トレーニングスキルを育てること。

トレーニングワークショップは異なる地域、言語で５日以上行われ、それぞれのトレーニングワークショップではメンバー国からの２０名前後の参加者が見込まれます。トレーニングワークショップに参加したあと、参加者はワークショップを通じて得た成果と知識をそれぞれの国で利用し、追求することでしょう。

各メンバー国のＩＴＴＯ公式連絡部には、ＩＴＴＯ事務局よりの招待状が送られます。ワークショップへの参加者の指名はＩＴＴＯ公式連絡部により行われ、指名された候補者はよりよい成果を得るために、ワークショップへの提案や意見の文書を用意することが望まれます。トレーニングワークショップはＩＴＴＯメンバー国からの参加者に向けられたものです。しかしながら、興味がある方で、自分で参加費用をまかなえる方は、遠慮なくＩＴＴＯに連絡をしてください。受け入れの可否は、申込者の資格、条件と、各ワークショップの追加参加者の収容能力によります。