熱帯地域における森林景観再生（forest landscape guideline：FLR）のためのガイドライン」に関するウェビナー（南アメリカ）

国連生態系回復の10年（UN Decade on Ecosystem Restoration）が開始し、劣化した景観を再生しその生産性を高めるために世界をあげて一層の努力を進めなければなりません。熱帯地域の多くの国々は森林景観再生（forest landscape restoration：FLR）に向け野心的な目標を掲げました。目標達成のための能力強化が緊急に必要とされています。

森林に関する協調パートナーシップ（Collaborative Partnership on Forests：CPF）及びその他のパートナーとの密接に協力し、ITTOは2020年に「熱帯地域における森林景観再生（forest landscape guideline：FLR）のためのガイドライン（原題：Guidelines for Forest Landscape Restoration in the Tropics）」（英語）を発表しました。本書は、政策決定者、森林学者、地域社会に拠点を置く団体（CBO）、農業従事者、その他のアクターによる劣化した森林や樹木の景観再生の一助となり、不可欠な物やサービスがもたらされ、山村の暮らしを持続可能なものとし、景観の生産性を高めるのに役立てられることを目的としています。

熱帯農業研究高等教育センター（Centro Agronómico Tropical de Investigación y Enseñanza（Tropical Agricultural Research and Higher Education Center）：CATIE）の支援でITTOが主催する本ウェビナーの狙いは、「熱帯地域における森林景観再生（forest landscape guideline：FLR）のためのガイドライン」の実践活用です。主な内容は次の通りです：
 

·        劣化した熱帯林及び景観の再生に向けFLRの6原則と関連する基本要素を掘り下げる

·        FLR 分野のグッドプラクティスを共有する

·        国や地方での ITTOのFLRガイドラインの具体的な運用方法を特定する

ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラで政策策定や実務に携わるFLRの専門家の参加をお待ちしています。本ウェビナーはスペイン語で行われ、参加者間でFLRに関する知識共有や議論を行う対話型の形式です。

2021年9月21日までにこちらからご登録下さい。