世界林業週間(World Forest Week)で開催される森林教育セッション
森林教育強化に向けた世界の現状とニーズ – 前へ進む道を見定める

世界林業週間(World Forest Week)で開催される森林教育セッション

日付・会場: 10月12日月曜日11時~12時(中央ヨーロッパ夏時間) オンライン開催(下のリンクにアクセスしてウェブキャストへのリンクを入手下さい。リンクは開催日が近づきましたら掲載されます) http://www.fao.org/about/meetings/cofo/world-forest-week/en/

セッション概要:

本セッションでは、森林関連の教育を強化し時代に見合った教育へと改変するためのニーズと手段を探ります。持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)に調和した包摂的・公正な森林教育に必要とされる行動は何かを示すことを目的とした議論と意見の場となります。

本セッションでは、国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations:FAO)、国際森林研究機関連合(International Union of Forest Research Organizations:IUFRO)、ITTOが現在実施中の世界森林教育プロジェクト(Global Forest Education Project)の内容を紹介します。世界の6地域を対象に実施された森林教育評価の暫定的結果、森林教育での不足部分を補うための試行的イニシアティブ、森林教育拡充を目指す国・地方レベルの行動のための全体ビジョンと枠組の策定に向けたステップなどがあります。
 

セッション目標:

  • 森林や木がSDGs達成にもたらす寄与を最大限に引き出すための基本となる森林教育を強化する必要性についての認識を高める
  • 森林教育の質の向上を目的とした地球規模イニシアティブを立ち上げるため、世界森林教育プロジェクトの貢献と目的について関係者に周知する
  • 世界森林教育プロジェクトの地域主導パートナー機関の参加による円卓会議を通じて森林教育の現状を明らかにする


セッションスケジュール:

1. 開会挨拶(2分)
2. 森林教育の重要性についての基調講演 – ドイツ連邦食糧・農業省(BMEL)代表者 (5分)– 後日決定
3. 本セッションおよび世界森林教育プロジェクトの背景の説明(9分)

a. プロジェクトの背景 - FAO

b. 森林教育オンラインプラットフォーム(Online Platform for Forest Education:OPFE)- IUFRO

c.  熱帯木材と熱帯林産物の合法かつ持続可能なサプライチェーンに関するオンライン学習課程 – ITTOシャーム・サックル氏

4. 森林教育に関する地球規模調査の暫定的調査結果 (10分)– ヘルシンキ大学(University of Helsinki)

5. 地域円卓会議 – 森林教育が直面しているさまざまな課題についてのモデレーターを介した地域主導パートナー 間対話(20分)

地域パートナー:アフリカ農業・アグロフォレストリー・自然資源教育ネットワーク(African Network for Agriculture, Agroforestry and Natural Resources Education:ANAFE)、アラブ農業開発機関(Arab Organization for Agricultural Development:AOAD)、アジア大洋州林業訓練センター地域共同体(Center for People and Forests:RECOFTC)、ミシガン工科大学(Michigan Technological University)、チワワ自治大学(Universidad Autónoma de Chihuahua)、ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia:UBC)、ヘルシンキ大学(University of Helsinki)

6. 質疑応答(10分)

7. 閉会挨拶(2分)



森林教育に関する地球規模調査に関する詳しい情報をご覧になるはこちらをクリックして下さい。

連絡先

Khalil.Walji@fao.org または Andrew.Taber@fao.org