授与者が決定

新規フェローシップ授与者

第48回国際熱帯木材理事会で23人の新規フェローシップ授与者が決定しました。このフェローシップ授与者は15カ国から選出され、うち10人が女性です。

ITTOでは加盟国の熱帯林と関連分野における人材育成と専門知識を深めるために、フリーザイラー・フェローシップ基金を通して本プログラムを助成しています。このフェローシッププログラムにより持続可能な熱帯林経営と熱帯木材の効率的な利用と加工、国際熱帯木材貿易に関する経済情報の改善を目指しています。

フェローシップ授与者は以下の通りです (敬称略):

アクペネ、アフィワ・ドジゴディ・アクペネ(トーゴ)
技術文書“トーゴのチーク材性能向上のための戦略策定”の作成
 
アレラノ・ニコラス、エディス(メキシコ)
CATIE (コスタリカ、トゥリアルバ)修士課程プログラム“熱帯林と生物多様性の管理と保全”を受講
 
アッソバジョ、アチーリ・エフレム(ベナン) 
技術文書“減少している木材種のアフゼリアをベナン保護地区(西アフリカ)で持続可能な形で管理するための、種の個体群構成と動態の評価” の作成

バンドー、ウィリアム・クワメ・ヌアコ(ガーナ) 
ケニア森林研究所(ケニア、ナイロビ)短期研修コース“アフリカで木材のトレーサビリティを行うための分子遺伝子マーカーの応用について”の受講
 
フォングゾッシエ、フェドン・エヴァリステ(カメルーン) 
“マノカ島(カメルーン、リトラル州)マングローブ林に隣接する地域における気候変動に対する脆弱性評価”調査の実施
 
ゲプリー、ジョンソン・ジュロクペ(リベリア)
イバダン大学(ナイジェリア、イバダン)博士課程研究“内戦前後でのリベリアの森林政策と管理評価について”
 
ハインドルフ、クラウディア(ドイツ) 
技術文書“土地の生産力の引き上げとメキシコの国家目標である気候変動から受ける影響の減少につながる、メキシコ熱帯地域における持続可能な形での森林経営と管理を実践するためのマニュアル”の作成
 
ジャヴァレゴウダ、ジャヴァレゴウダ(インド)
ワーゲニンゲン大学開発とイノベーション研究センター(オランダ、ワーゲニンゲン)短期研修コース“天然資源にまつわる板挟み: 持続可能な開発のための天然資源経営で起こる対立に対処するための専門家能力”の受講
 
クルニアワン、ユユン(インドネシア)
ムラワルマン大学(インドネシア)修士課程での研究活動“伐採後の熱帯林力学: 生物多様性と森林炭素ストックとの関連における低インパクト伐採(RIL)とその他の伐採(Non-RIL)の実践に関する比較研究”
 
マロンドウ、オードリー・パメラ(ガボン)
熱帯生態系研究所(フランス、トゥールーズ)短期トレーニングインターンシップ“GISの方法と技術”
 
マッソー、パメラ・ビビントゥ(コートジボワール)
トゥービンゲン大学(ドイツ)博士課程での研究活動“REDD+と関連した、コンゴ盆地の熱帯林地域における地上部バイオマス(AGB)の時空間変動の定量化”
 
マザ・ロジャス、バイロン・ヴィニチオ(エクアドル)
ラゴス大学(チリ、Paillacar Alberto Silva)における講義とワークショップ“チリにおける林産業デモンストレーション”の受講
 
メンサ、ジョン・コビナ(ガーナ)
ケニア森林研究所(ケニア、ナイロビ)短期研修コース“アフリカで木材のトレーサビリティを行うための分子遺伝子マーカーの応用について”の受講
 
ミン、ヤザール(ミャンマー)
世界チーク会議2013(タイ、バンコク)に参加
 
ンディアデ・ボロボウ、ディアナ(ガボン)
ケニア森林研究所(ケニア、ナイロビ)短期研修コース“アフリカで木材のトレーサビリティを行うための分子遺伝子マーカーの応用について”の受講
 
ンジュルマナ、ガーソン・ンダワ(インドネシア)
ガジャ・マダ大学(インドネシア、ジョグジャカルタ)博士課程研究活動“スンバ島におけるKaliwu システムの環境保全と開発”
 
オポク・アメヤウ、アドゥ(ガーナ)
クマシ科学技術大学(ガーナ、クマシ)修士課程研究“ガーナで手付かずの湿性半落葉熱帯林で見られる二酸化炭素排出量の総量と土壌成分の季節性と環境因子について”
 
ロメロ・ロドリゲス、イルマ・ベティー(ペルー)
CATIE(コスタリカ、トゥリアルバ)第25回国際集中コース“熱帯天然林の多様な経営” の受講

サハ・チンダ、ジャン・ボスコ(カメルーン)
フランス、モンペリエの国際農業開発センター(CIRAD) 短期研修インターンシップ“開発余地のある分子分離技術を使った廃材の再資源化:アゾベ、パドゥック、タリ、モアビ廃材のケース”

サウ、アイェ・アイェ(ミャンマー)
京都大学修士課程研究“ミャンマーにおける地域密着型のマングローブの生態系保全についてのシミュレーションモデルと地域開発:ラカイン州沿岸地域のウンバイクのマングローブ林のケース”
 
トノウエワ、ムリエール・ジェスグノン・フィファーメ・フェティ(ベナン)
フランス、モンペリエの国際農業開発センター(CIRAD)短期研修インターンシップ“ベナンのグメリナ・アルボレア(クマツヅラ科)の物質・機械的性質”の受講

ワヒュンディ(インドネシア)
教科書“非木材森林製品(インドネシア語)”の出版と普及
 
ウォン、メリッサ(マレーシア)
第21回Plant and Animal Genomes 会議(アメリカ合衆国、サンディエゴ)と同時開催のIUFRO Annual Forest Tree Workshopに出席