授与者が決定

第46回国際熱帯木材理事会 

2010年12月の第46回国際熱帯木材理事会で20人の新規フェローシップ授与者が決定しました。このフェローシップ授与者は15カ国から選出され、うち8人が女性です。

 
ITTOでは熱帯森林とその関連分野における人的資源の開発を促進し、加盟国の専門知識や技術を強化するために、フリーザイラーフェローシップ基金を通して本プログラムを助成しています。その目的は持続可能な熱帯林経営、熱帯木材の効率的な利用と加工、国際熱帯木材取引に関する経済情報の改善を促進することにあります。 

新規授与者は以下の通りです(敬称略):
 

テミトペ・イスラエル・ボロキニ (ナイジェリア)   
2011年 効果的環境保全リーダーシップコース、スミソニアン保全生物学インスティチュート （アメリカ） に参加

エステラマルジョリー・エスピリトゥ・テロー (ペルー) 
修士課程プログラム　"熱帯林と生物多様性における経営管理と保全"、CATIE　（コスタリカ、トゥリアルバ）履修

ントガング・イノセンティア・フォルブ (カメルーン) 
トレーニング　インターンシップ　プログラム “保全科学政策、自然保全と研究のための国際センター、（南アフリカ共和国、ヨハネスブルグ） に参加

ラトゥ・ヴィキ・ジョージ  (フィジー) 
博士課程研究　"森林残留物と木材プランテーションエネルギーから得られる木材バイオマスの開発：フィジーでのケーススタディー、カンタベリー大学、 （ニュージーランド、クライストチャーチ） の実施

レネ・バーナディン・ジョファック・タフォコウ (カメルーン)
テクニカルレポート　"Allanblackia floribunda ( Guttiferae ) とTetracarpidium conophorum (Euphorbiaceae) 2種の集団についての栽培化と管理の潜在評価：カメルーンにおいて非木材生産物(NWFPs)を供給する2種" の準備

サビナ・ラミチャンネ (ネパール)
修士課程プログラム：天然資源管理と地域開発 、Tribhuvan University, Institute of Forestry　（ネパール、ポカラ）の履修

ショーク・リン・ロウ　(マレーシア)
顕微鏡トレーニング、花粉学研究所、(オーストリア、ウィーン) の受講と国際生物系統進化会議、第12回 Annual Meeting of the Society of Biology Systematic and Biosystematics Conference (ドイツ、ベルリン) への参加 

カディム・マルタナ (インドネシア)
森林に関する博士課程プログラム、カンタベリー大学 (ニュージーランド、クライストチャーチ) の履修

ピエール・ミゴレット (ガボン)
短期研修コース："レーダー画像処理とプログラミング"、Matlab Laboratory of Electronics and Signal Processing ( LETS)、the Ecole Nationale Superieure Polytechnique , the University of Yaounde I (カメルーン) の受講 

ウェンセスラス・スティーブ・マウングエンイ (ガボン)
短期研修プログラム： ""ガボンの材木置き場にあった3種類の木材腐朽菌の容量低下について"、 Laboratoire d’Etude et de Recherche sur le Matériau Bois (LERMaB) (フランス、ナンシー)
 
ナナ・ヤー・ンヤコー・デュア (ガーナ)
修士課程研究 "Hypsipyla robustaによる攻撃とアフリカマホガニーの成長の両方による影響 " 、Kwame Nkrumah University of Science and Technology (ガーナ、クマシ) の実施
 
エッソテベマイン・パダケール (トーゴ)
博士課程研究 "コンゴ、ヒロハフサマメノキ (Parkia biglobosa) 公園: 分布、構造、生産性と社会経済性" 、ロメ大学、(トーゴ、ロメ) の実施

アダマ・オアッタラ (コートジボワール)
研究課題： "デジタル衛星画像によるコートジボワール北東部のサバンナ林の位置づけ：コートジボワールでの空間の広がりと木材資源について" の実践

アナンド・ラマター・ループシン (ガイアナ)
短期研究コース："天然資源についての板挟み‐持続可能な開発に向けた天然資源管理における紛争管理を行う専門的資格"、ワーゲニンゲンUR 開発イノベーションセンター (オランダ、ワーゲニンゲン) の実施 
 
ユージニア・カタリナ・ルイ・オソリオ (コロンビア)
修士課程プログラム "熱帯林と生物多様性における経営管理と保全" 、CATIE (コスタリカ、トゥリアルバ) 受講

プラタプ・サンダー・シュレッタ (ネパール)
森林に関する修士課程プログラム、Tribhuvan University, Institute of Forestry （ネパール、ポカラ） の履修
 
サンジャイ・シン (インド)
the International Forestry Conference on Planted Teak Forest: A Globally Emerging Forest Resource （コスタリカ、Guanacaste） への参加

ステファン・ラルテー・テクピティー (ガーナ)
“ガーナにおける竹類資源についてのハンドブック” の準備と出版

カルロス・バルガス・オロ (パナマ)
修士課程研究 "パナマ、Chiriqui, デービット地区の土地利用の変化から解釈できるマングローブ生態系森林の現況評価"、the International Maritime University of Panama (パナマ) の実施