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REDDプラス推進のために森林劣化に対処すべきとITTO事務局長が述べる

ガーナの劣化林。森林劣化はREDDプラス推進に向けて取り組むべき課題。写真提供: D. Blay

ガーナの劣化林。森林劣化はREDDプラス推進に向けて取り組むべき課題。写真提供: D. Blay

ゲルハルト・ディーターリITTO事務局長によると、熱帯林における温室効果ガス排出の最大要因である森林劣化に対してREDDプラスはより注意を払う必要があります。

ディーターリ博士は、今週、東京で開催された国際セミナーでREDDプラスの資金を持続可能な森林経営(SFM)と熱帯地域における持続可能なバリューチェーンに向けることで、森林だけでなく製品とエネルギーの再生不能な資源を大幅に代替でき、温室効果ガス排出を世界規模でかなり減少させることができると述べました。SFMと木質材料とエネルギーの併用によって温室効果ガス排出量が低減できると、地球温暖化への取り組みにも新たな一面が加わることになり、気候変動緩和策の期待と成果とのギャップを埋めるためにもなくてはならない貢献ができるでしょう。

「森林破壊は世界的な検討事項になっていますが、森林劣化については過小評価されていました」。「森林劣化は温室効果ガスの排出に大きく関わり、森林が不可欠な財やサービスを供給し、気候変動を緩和する能力を低下させます。私たちの見解では、森林劣化は国際的な森林制度にとって見落としであり、緊急の注意を要します」と同氏は述べました。

「持続可能な開発目標達成のためには生産林と持続可能なサプライチェーンが鍵となる」とディーターリITTO事務局長

メキシコのコミュニティー森林企業で木材を検査する作業員。生産林は増加する世界人口に対して、木材などの需要な商品を安定的に供給しながら、貧困緩和、気候変動への取り組み、そして生物多様性保全にも貢献している。写真提供: G. Dieterle/ITTO

メキシコのコミュニティー森林企業で木材を検査する作業員。生産林は増加する世界人口に対して、木材などの需要な商品を安定的に供給しながら、貧困緩和、気候変動への取り組み、そして生物多様性保全にも貢献している。写真提供: G. Dieterle/ITTO

ゲルハルト・ディーターリITTO事務局長によると、生産林ならびにそれに関わるサプライチェーンが持続可能な開発目標(SDGs)と愛知生物多様性目標の達成に向けた鍵となります。

ディーターリ博士は1月23日~24日にかけて東京で開催された「森林減少ゼロに貢献するグローバル・サプライチェーンの推進に関する国際シンポジウム」において、森林破壊が地球規模で大いに審議すべき対象であるにもかかわらず、森林劣化については過小評価されてきたと述べました。

「国際的な森林制度の観点から考えると森林劣化は大変な怠慢であり、早急に対応しなければなりません」とディーターリ博士。

森林劣化は温室効果ガス排出に大きく関係します。そして地域、国、世界の市場で必要不可欠な森林製品を供給する能力が低下してしまうのです、とディーターリ博士は述べました。一方で持続可能な経営を行っている森林は、貧困を緩和し、気候変動に対抗し、生物多様性を保護しながら、木材、繊維、木質燃料、そして多くの非木材製品などといった必要不可欠な物資を安定的に供給することで、世界人口の増加に対応できます。

開催中の「森林減少ゼロに貢献するグローバル・サプライチェーンの推進に関する国際シンポジウム」に関する情報をソーシャルメディアで配信中

現在開催中の「森林減少ゼロに貢献するグローバル・サプライチェーンの推進に関する国際シンポジウム」について、ITTOのフェイスブック、インスタグラム、ツイッターそれぞれ(英語)で情報を配信中です。ぜひご覧下さい。ITTO、日本の農林水産省、国連農業食料機関(FAO)との共催で行われている本シンポジウムでは、森林減少ゼロに貢献するサプライチェーンについての理解を深め、日本や世界中の民間企業でこのプラクティスを拡大していき、持続可能な開発目標(SDGs)ならびに愛知生物多様性目標の達成に貢献すること、そしてこの森林減少ゼロイニシアティブを推進していくことを目指しています。

ITTOは森林減少ゼロに貢献するグローバル・サプライチェーンの推進に関する国際シンポジウムを共催予定

ITTOは森林減少ゼロに貢献するグローバル・サプライチェーンの推進を目指す国際会議を林野庁(日本)、国連食料農業機関(FAO)その他の機関と東京において開催予定です。

来る1月23日から24日にかけて行われるこの森林減少ゼロに貢献するグローバル・サプライチェーンの推進に関する国際シンポジウムでは、ニューヨークにおいて2015年になされた2030年までに森林減少ゼロを世界的に目指す宣言についての実施状況の報告があるほか、日本や世界中の民間企業でこのプラクティスを拡大していき、持続可能な開発目標(SDGs)ならびに愛知生物多様性目標の達成に貢献することを目指します。

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年末年始のご挨拶

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