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TFU最新号:第52回国際熱帯木材理事会のハイライト、C&I,ITTOの今後

ITTOの新事務局長、ゲルハルト・ディーターリ博士が2016年11月に開催された第52回国際熱帯木材理事会で演説。写真提供: K. Sato/ITTO

ITTOの新事務局長、ゲルハルト・ディーターリ博士が2016年11月に開催された第52回国際熱帯木材理事会で演説。写真提供: K. Sato/ITTO

2016年11月に第52回国際熱帯木材理事会が開催され、ゲルハルト・ディーターリ博士が次期4年の任期を務める新事務局長に任命されました。ディーターリ博士はドイツ出身で、ITTO初の消費国から選出された事務局長となります。博士は国家及び国際的な森林政策立案の分野で35年の経験を持ち、まさしくこのポストにふさわしい大変優秀な人材です。

農場での樹木の利用を促進するマニュアル

農村のグッドプラクティス(『Manual de buenas practicas rurales』)に関するマニュアルが発行されました。このマニュアルでは樹木を利用して燃料、果物や飼料を生産すること、土壌を安定させること、炭素を貯蔵すること、水の浸潤をサポートすることで農業従事者が農地や放牧地の生産性を向上させることに一役買っています。また他にも様々なメリットを享受します。本書(スペイン語)はITTOプロジェクトRED-PD 045/11 Rev.2 (M)の成果としてまとめられたもので、メキシコ湾岸のベラクルス州沿岸平野地域に見られる様々な熱帯林や海岸林(マングローブ林、熱帯浸水林、熱帯雨林、砂丘地の低木林等)が提供する財とサービスについて定量評価を行うことを目的にしています。そして、このような取り組みによって、同様の条件のもとでメキシコ湾及びメキシコ太平洋岸地域における持続可能な森林経営と海岸林の評価につながることを狙いとしています。

国境を越えた熱帯林の生物多様性管理

メキシコのカンクンで開催中の生物多様性条約第13回締約国会議(CBD COP13)で取り上げられた環境保全プロジェクトによると、国際的な枠組みの中でエコリージョナル(生態地域)アプローチを取ることで、国境をまたぐ地域における森林やその生物多様性を効果的に保全できるとの見解が紹介されました。

海岸林が提供する生態系サービスの方が家畜よりも価値があるとITTOの調査が結論付ける

ITTOプロジェクトRED-PD 045/11 Rev.2 (M)によって最近刊行された報告書によると、メキシコのベラクルスの浸水林や湿地が提供する生態系サービスをすべて考慮すれば、これらの生態系の方が(しばしば浸水林や湿地にとって代わる)放牧地よりもはるかに価値があるとの結論をまとめています。

パリ協定の実行にはREDD+の能力強化が不可欠と専門家が述べる

ITTOサイドイベントの発表者は、REDD+の測定、報告、そして検証フェーズにおいて、各国が同等の方法論を利用できるだけの能力を確保するためにリソースと南南協力を拡大すべき時期が来ていると述べました。本イベントは11月17日に、モロッコのマラケシュで開催の国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第22回締約国会議において実施されました。

新規フェローシップ授与者が第52回国際熱帯木材理事会で決定

第52回国際熱帯木材理事会において11名の新規フェローシップ授与者が決定しました。今回の授与者は生産加盟国9カ国から選出され、そのうち5名が女性です。フェローシップ授与総額は5万8724.71米ドルになります。

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二酸化炭素利用に関する第8回サミット
2017年2月22日―23日 テキサス州サンアントニオ(アメリカ)
ATIBTフォーラム
2017年3月4日~6日、ドバイ(UAE)
エコビルド2017
2017年3月7日-9日、ロンドン(イギリス)
ドバイウッドショー
2017年3月7日~9日、ドバイ(UAE)
GFEP 森林と水に関するスコーピング会議  FAO (FODI)
2017年3月16日―17日、ローマ(イタリア)
第5回地中海森林週間
2017年3月20日―24日、アガディール (モロッコ)