エクアドルの生計手段、森林再生と力を与えらた女性たち
2021/03/11
「ラス・テレサス（Las Teresas）」苗床に立つプロジェクトの裨益者のアナ・ロセロ（Ana Rosero）氏。エクアドル・チンボ川（Chimbo River）流域の森林再生を支援するITTOのプロジェクトの下でこの苗床の他もう一面が設立された。写真撮影：InWay
ITTOの資金協力を得てセンダス基金（SENDAS Foundation）がエクアドルで実施している「チンボ川流域における持続可能な森林管理（Sustainable Forest Management in the Chimbo River Basin）」プロジェクトは、地元の女性たちによる2面の森林苗床の整備及びチンボ川流域の再植林の一助となる生産・販売促進活動・啓発活動計画の策定を実現させました。
関連するSDGs
森林苗床での仕事は地域の女性たちの収入創出源です。収入として得たお金は家族の教育や医療に使われています。
チンボ川流域の女性たちは森林苗床を設立し、生産・販売促進活動・研修・啓発活動計画に従って管理しています。
チンボ川流域の森林再生によって、規則正しい水循環が可能となり、良質の淡水が供給されるようになるでしょう。
本プロジェクトはチンボ川（Chimbo River）流域の再植林と再生を支援しています。森林はエルニーニョ現象がもたらすような地滑りや洪水による人と環境への影響を軽減し、下流地域の住民が清潔な飲料水を引き続き入手できるようにしています。