ITTO International Workshop on Phased Approaches to Certification
段階的森林認証に関するITTO国際会議
日付・会場: 2005年4月19-21日、スイス、ベルン
背景
森林および木材認証分野で遅れを取っている熱帯発展途上国が現在抱えている問題に対処する手段としての、認証への段階的アプローチの開発と促進に関するITTOの継続中作業の一環として、この「認証への段階的アプローチに関するITTO国際ワークショップ」は、付属書Aに含まれているITTC決定10(XXXIV)に則して行われた。決定10(XXXIV)の第3パラグラフは以下の目的でワークショップを開催することを規定している。
- バイヤー、木材調達方針を扱う政府機関、認証スキーム、その他利害関係者の間で、認証への段階的アプローチに関する意見を求め、協議を促進し、理解を深める。
- 政府、市場、助成機関、NGO、多国間開発銀行、国際団体の間で、認証への段階的アプローチのメリットと利益ならびに実施を奨励する可能性について認識を高める。
- バイヤーおよび公共機関による認証関連の調達方針と、そのような方針が熱帯木材生産者にもたらす影響についての理解を促進する。
ITTOワークショップで扱われた認証への段階的アプローチに密接に関連する事項は、
- 認証の市場要件と、その熱帯木材生産者への影響
- 熱帯木材に関する公共調達方針とその熱帯木材生産者への影響
- 認証の市場要件と段階的アプローチ
- 既存の認証スキーム内での段階的アプローチの実施
- 基本要件としての法的根拠とコンプライアンスがもたらす影響
- 地域的イニシアチブの状態
- 前進するための方法:支援の必要性と協力
このワークショップはスイス連邦経済省経済事務局(Swiss State Secretariat for Economic Affairs, seco)とインターコーオペレーション(Intercooperation)の協力により開催された。ワークショップの結果と推奨事項は、2005年6月19~21日、コンゴ共和国ブラザビルで行われた国際熱帯木材理事会(ITTC)第38回セッションで発表された。
全てのワークショップ関連文書はダウンロードできます(以下をご覧ください)
連絡先
Mr Amha bin Buang
Email: eimi@itto.or.jp