アジア太平洋地域に関連したインドネシアにおけるRIL実現: レビューと経験

アジア太平洋地域に関連したインドネシアにおけるRIL実現: レビューと経験

日付・会場: 2006年2月15日~16日,ボゴール (インドネシア)

持続可能な集材への重要なステップのひとつが低インパクト伐採(RIL)である。過去数十年にわたって、数々のアジア太平洋地域における森林技術協力プロジェクトがRILトレーニング(RILトレーニングマニュアルとモジュール、RILトレーニングカリキュラム)、RIL試験試行/デモンストレーション、RILガイドラインの開発、RILに関する調査、そして運営規模でのRILの実施に焦点を当ててきた。これらのプロジェクトの経験と結果は、国家のRILトレーニングおよび実施プログラムを構築するための良好な土台となっている。

1999年、FAOは「アジア太平洋地域のための集材方策の地域規範(Regional Code of Forest Harvesting Practice)」を出版した。それ以来、アジア太平洋地域の多くの国がRIL促進を奨励するため集材方策の国家規範を開発・実施している。その中に、(1) ITTOプロジェクトPD110/01 Rev. 4 (I) 「インドネシアおよびアジア太平洋地域における低インパクト伐採(RIL)適用促進プログラム」、(2) FAOプロジェクトGSP/RAS/192/JPN「アジアにおける持続可能な集材の強化」がある。

ワークショップのテーマは、「インドネシアとアジア太平洋地域におけるRILの実施:見直しと経験」であった。この地域ワークショップの範囲は、アジア太平洋地域各国の利害関係者間でこれらのプロジェクトの結果と経験を見直し、周知させ、共有することであった。


このワークショップの目的

このワークショップの主要目的は、プロジェクトPD110/01 Rev. 4 (I) 「インドネシアおよびアジア太平洋地域における低インパクト伐採(RIL)適用促進プログラム」の結果を見直し、周知させ、アジア太平洋地域におけるRILのトレーニングと実施の経験を共有することであった。

このワークショップのねらいは、森林セクターの様々な当事者(森林企業、コミュニティ、エンジニア、政府官僚、科学者、トレーナー)が一堂に会し、RILのトレーニングと実施に関する経験、ならびに持続可能性を達成するためのより良い方策へ向けて森林経営を進めるための課題に関する意見を見直し、共有することであった。

このワークショップはITTOプロジェクトPD110/01 Rev. 4 (I)のプロジェクト調整ユニット(Project Coordinating Unit, PCU)が主催した。


連絡先

Project Coordinating Unit (PCU) of ITTO PD 110/01 Rev. 4 (I)
at Centre for Forestry Education and Training (CFET)
Jl. Gunung Batu PO Box 141,
Bogor – Indonesia 16610
Tel/Fax: +62-251-322809
E-mail: pcu@indo.net.id