ワシントン条約付属書Ⅱ記載樹種のための無害証明(NDF)に関する地域トレーニングワークショップ
ワシントン条約付属書Ⅱ記載樹種のための無害証明(NDF)に関する地域トレーニングワークショップ
日付・会場: 2025年4月1-3日、コスタリカ、サンホセ
ワシントン条約付属書Ⅱ記載樹種のための無害証明(NDF)に関する地域トレーニングワークショップ
日時:2025年4月1日~3日
会場: コスタリカ、サンホセ、ラディソンホテル
参加国: ブラジル、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、グアテマラ、ガイアナ、ホンジュラス、メキシコ、パナマ、ペルー
翻訳: 英語-スペイン語の同時通訳あり
2022年11月にパナマで開催された絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約、CITES)第19回締約国会議(CoP19)において、締約国は南米の木材種イペ(Handroanthus spp、 Roseodendron spp.およびTabebuia spp.)とクマル(Dipteryx spp.)を附属書Ⅱの注釈番号17(丸太、製材、単板、合板、変形木材)に含めることを採択しました。国際熱帯木材機関(ITTO)は、コスタリカ林業木材産業協会(Cámara Forestal Madera & Industria: CFMI)と共同で、ラテンアメリカの地域ワークショップを開催します。本ワークショップは、ラテンアメリカの科学当局(SA)、管理当局(MA)、その他木材種の取引に関連する規制機関の協力を得て実施されます。
世界的な目標: ラテンアメリカの CITESの科学当局、管理当局、林業省職員に対し、樹木種に関する9 ステップの無害証明(Non-detriment Findings: NDF)プロセスの最新版を導入し、クマルをケーススタディーとした NDF を作成することで、CITES 付属書 II に記載された樹種のNDFを決定するための各方法のトレーニングを実施します。
NDFトレーニング・ワークショップに加え、2025年4月4日(金)には、民間セクターが参加する取引と市場に関する会議が実施されます。本会議では、木材業界の主要な関係者やその他の利害関係者が集まり、欧州連合による森林減少防止に関する規則(EUDR)、ワシントン条約付属書II記載種の規制、木材業界における貿易と市場の見通しなど、現代の問題について議論が行われる予定です。
NDF ワークショップの具体的な目的:
▪ 9段階の NDF アプローチの概要の説明
▪ 様々なステップについて研修の実施
▪ 実践的な演習のためにケーススタディを用い、ペルーにおけるクマルの NDF の基礎を準備
対象者と主な受益者:
参加10カ国のCITES SA、CITES MA、林業省および民間セクターの職員
主導する団体:
ITTOとCFMIの協力により実施されます。ワークショップはトラフィック社とドイツ連邦自然保護庁(BfN)が進行役を務めます。
NDF チーム:
トマシーナ・オールドフィールド、パオラ・モシグ、ダニエル・ウルフ、ジルケ・リヒテンベルク.
資金提供:
資金は米国政府より提供されます。
連絡先
ti@itto.int