森林火災予防:早期警戒、モニタリング、現場での実践

森林火災予防:早期警戒、モニタリング、現場での実践

日付・会場: 2021年11月25日、オンライン開催

1997年、1998年及び2016年にインドネシアで発生した森林火災では、それぞれ1,000万ヘクタール、1,100万ヘクタール、800万ヘクタールの面積を焼失しました。2019年にはインドネシアで起きた森林・土地火災によりおよそ7億800万トンの二酸化炭素が大気に放出されました。毎年インドネシアで発生する森林火災事案は何千件にも上り、経済への打撃は大きく、人の健康と生態系への影響は深刻です。

熱帯地域における森林火災の効果的な管理を目的とした日本政府の国際緊急援助により、ITTOは、インドネシアの環境林業省(Ministry of Environment and Forestry:MoEF)と協力して森林火災対策プロジェクトを実施中です。本件の対象地域は特に森林火災の影響を受け易い南スマトラ州、中部カリマンタン州及び南カリマンタン州の3州で、現地の利害関係者に対し、農業廃棄物処理方法、火災を探知し最大限に予防するための技術の導入、地域住民で形成される火災対策体制同士の連携の改善に関する総合的な研修プログラムを実施しています。

本ウェビナーは2021年11月25日に開催されます。早期警報・モニタリングシステムの設計と実施における知識と方法の共有および東南アジア地域の森林火災の予防と対応に向けた研究やキャパシティ・ビルディングの促進を目指しています。

本ウェビナーへの登録はこちらから:
https://ipb.link/fires5thwebinarseries

連絡先

フアン=オク・マ博士
ITTO プロジェクトマネージャー
電子メール:ma@itto.int