[COP30] 気候危機の時代における森林の役割

[COP30] 気候危機の時代における森林の役割

日付・会場: 2025年11月14日 ブラジル、ベレン

シャーム・サックルITTO事務局長は、ブラジル・ベレンで開催される国連気候変動枠組条約第 30 回締約国会議(COP30)のジャパンパビリオンにおけるセミナーで開会挨拶を行います。本セミナーはZoomによるライブ配信も実施されます(詳細は下記参照)。

本イベントは森林総合研究所(Forestry and Forest Product Research Institute: FFRPI)が主催し、林野庁(FA)およびITTOが共催します。

イベントについて:

気候危機の時代を迎え、世界中で大規模な気象災害が発生しています。京都議定書、REDDプラス、パリ協定における議論からも明らかなように、森林は大気中の炭素を吸収することで気候変動を緩和することが期待されています。同時に、気候変動の影響が顕在化する中、災害リスク軽減などの適応策における森林の役割への期待も高まっています。

本セミナーでは、国際機関・政策立案者・NGO・研究機関の登壇者を迎え、森林保全と利用の視点に焦点を当てながら、気候危機の時代における森林の役割について議論します。

日程: 14 11月14日(金)

時間: 14:00 – 15:15 (UTC-3)

ズームURL: https://x.gd/FFPRI_FA_ITTO

開会挨拶:
谷村 栄二|林野庁次長
シャーム・サックル|国際熱帯木材機関(ITTO)事務局長

プレゼンテーション:
社会正義と伝統的コミュニティの手段としての熱帯林管理:ブラジルアマゾンの「永遠の緑の保護区」の事例
ルーカス・マッセイ|東部アマゾンブラジル農業研究公社(Embrapa)林業技師

気候危機:ベナン、カメルーン、トーゴのアフリカ女性たちによる解決策
セシル・ンジェベト|コミュニティ森林経営のためのアフリカ女性ネットワーク代表/創設者

持続可能な森林経営を通じた日本の気候変動対策の取組
岡林 正人|林野庁 海外林業協力室 課長補佐

グローバルサウス諸国での気候変動適応における森林の役割
平田 泰雅|森林総合研究所 研究専門員

パネルディスカッション:
宮本 和樹|森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点拠点長
ルーカス・マッセイ|同上
セシル・ンジェベト|同上
岡林 正人|同上
平田 泰雅|同上

詳細は、 FFPRIのイベントページ、または、ジャパンパビリオンイベントページをご覧ください。