グローバル・リーガル&サステナブル・ティンバー・フォーラム 2025
森林から家庭へ - 新たな消費者動向とサプライチェーンの革新に関する国際対話
グローバル・リーガル&サステナブル・ティンバー・フォーラム 2025
日付・会場: 2025年9月23-24日|中国・マカオ特別行政区
ご案内(第1報)
グローバル・リーガル&サステナブル・ティンバー・フォーラム, GLSTF 2025
森林から家庭へ - 新たな消費者動向とサプライチェーンの革新に関する国際対話
2025年9月23-24日,
中国、マカオ特別行政区、MGMコタイ
背景
最近の動向から、木材業界では、木材生産者、消費者、加工業界、市場関係者を含む利害関係者間で、国内外においてさらに緊密に協力する必要があることがわかっています。様々な不確定要素や新たなトレンドから生じる世界の木材サプライチェーンの問題に対応し、木材製品の需要と供給の間に広がるギャップを埋めなければなりません。また、合法的で持続可能な木材サプライチェーンを促進するための持続可能な協力プラットフォームを構築することを目的として、世界中の木材業界の利害関係者間の協力関係を維持し、強化し、意見と情報を交換することも不可欠です。
ITTOの合法かつ持続可能なサプライチェーン(Legal and Sustainable Supply Chain: LSSC)プログラムは、合法かつ持続可能な木材および木材製品のサプライチェーンを構築することを目的としています。LSSCプログラムの一環として、ITTOとマカオ招商投資促進局(IPIM)は、合法で持続可能な木材・木材製品サプライチェーンの発展を加速させるための協力枠組み協定のパートナーシップを締結し、グローバル・リーガル&サステイナブル・ティンバー・フォーラム(Global Legal & Sustainable Timber Forum: GLSTF)を共同開催しています。
第1回目のフォーラム、GLSTF2023は2023年11月21-22日にマカオ、ITTOとIPIMおよびグローバル・グリーン・サプライ・チェーン・イニシアティブ(Global Green Supply Chains Initiative: GGSC)と共催で実施され、熱帯木材サプライチェーンの合法性と持続可能性の向上における初の世界フォーラムとなりました。GLSTF 2024は2024年9月11-12日にマカオで開催され、40カ国から政府、業界、団体、企業、国際機関、学識経験者など木材産業関係者を代表する約800人が参加しました。GLSTF2024のテーマは「信頼できる効果的なグローバル木材サプライチェーンに向けて共に」であり、その成果として「合法で持続可能な木材サプライチェーン推進のための行動枠組み」が発表されました。
2025年9月23-24日にマカオで開催予定のGLSTF2025は、新たな節目となるイベントとして、合法で持続可能な木材サプライチェーンを促進するため、この年次共同プラットフォームをさらに強化します。
目的
GLSTF2025は、持続可能な開発と気候変動緩和に貢献しつつ、安定性・透明性・予測可能性のあるビジネス環境における合法かつ持続可能な木材製品の使用と取引を促進するため、持続可能な熱帯林経営の支援と合法かつ持続可能な木材製品サプライチェーンの導入を強化するため、木材業界関係者(生産者、消費者、加工業者、市場関係者)のネットワーク、協力、ビジネス交流を強化することを目的としています。
開催日および会場
2025年9月23-24日 中国、マカオ、MGMコタイにて
共催者および主催者
GLSTF 2025は引き続きITTOとIPIMが共催し、GGSC事務局が運営します。専門的なサブフォーラムは、ITTO、IPIM、GGSC事務局がパートナー機関と協力して開催します。
フォーラムの構成
GLSTF 2025は、次の2つの要素から構成されます:
1) グローバル・リーガル&サステナブル・ティンバー・フォーラム(メイン・フォーラム)
2) 4つの専門化されたサブフォーラム(サブフォーラム)
テーマとトピック
GLSTF 2025 のテーマは 「森林から家庭へ - 新たな消費者動向とサプライチェーンの革新に関する国際対話(From Forest to Home - An International Dialogue on Emerging Consumer Trends and Supply Chains Innovation)」 です。
メインフォーラムでは、世界の木材サプライチェーンに関する新たな国際的視点、世界の木材製品および家具・インテリア市場における消費動向の進化、サプライチェーンのイノベーションと企業の活力および持続可能性との関連性に関するトピックについて議論を行います。
専門的なサブフォーラムはITTO、IPIM、GGSC事務局がパートナー機関とともに主催し、木材の合法性と持続可能性、持続可能な木材資源と市場と貿易、家具・家庭用品の市場動向と産業革新、グリーンファイナンス、革新的な促進策など、それぞれのテーマに貢献するトピックのもとで議論を行います。
合法かつ持続可能な木材産業の展示
GLSTF2025と並行して、合法で持続可能な木材産業の展示が約30の展示ブース規模で開催されます。
その他のイベント&活動
GLSTF2025では、世界木材指標(Global Timber Index: GTI)やブロックチェーンを活用した木材追跡システム(Blockchain-based Timber Tracking System: BTTS)などの最新成果を発表します。その他、B2Bマッチングなどのビジネス活動やサイドイベントも適宜開催されます。
参加者
GLSTF 2025 には、木材企業や貿易会社、産業およびビジネス協会、政府、国際機関、研究機関などから約 700 ~ 800 名の参加者が集まると予想されています。
言語
TGLSTF 2025 では、中国語 (北京語)、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語の同時通訳が行われる予定です。
詳細については、以下にお問い合わせください。
ITTO: Mr. Li Qiang at li@itto.int
IPIM: Mr. Kevin Fong at pa@ipim.gov.mo
GGSC事務局: Ms. Gao Xuting at gaoxuting@itto-ggsc.org
連絡先
li@itto.int