持続可能な森林経営には「インセンティブ革命」が必要だとITTO事務局長

2018-07-25

政府は熱帯地方での持続可能な森林経営(SFM)を推進するためにインセンティブを提供することも含めて、より多くのことを行う必要があるとゲアハート・ディタレITTO事務局長が述べています。

「多くの国では持続不可能な生産活動を行う方が、より経費が掛かる持続可能な生産を行うよりも多くの利益を生み出せます」。「ですから私たちはどのようにして公共部門がインセンティブを提供しているか、どうすれば持続不可能な森林経営に対抗する持続可能な森林経営を促進できるか、という観点から考えた革命を必要としています」。2018年7月16日から20日かけてイタリア、ローマで開催された第24回FAO林業委員会ならびに第6回世界林業ウィークの一環として実施されたパネルディスカッション「持続可能な世界のための持続可能な木材」で、ゲアハート・ディタレITTO事務局長はこのように述べました。