Expert workshop on sustainable management of afrormosia (Pericopsis elata)

ITTOおよびCITES事務局は、アフロルモシア(Pericopsis elata)の国際取引とそのアフリカにおける持続可能な経営および保全との整合性を確保するための参加型行動計画を開発するため、カメルーンのクリビにて地域レベルワークショップを開催した。アフロルモシアはCITES附属書IIに掲載されており、家具材、内装および外装材、床材、船舶建造材として使用されている。このワークショップには中央および西アフリカの全主要生育国ならびに輸入国から30名余が参加した。また、NGO、木材貿易業者、国際機関の代表者も参加した。参加者リストおよび議題は以下よりダウンロード可能である。

ワークショップにより合意された行動計画は次の5つの主題分野を含む。

• CITES実施に関する輸出入国の能力構築
• P. elataを持続可能な方法で経営するための輸出入国の能力構築
• P. elataの生態学的ならびに林業的知識の向上
• P. elata造林支援プログラムの促進
• P. elataに関連するガバナンスおよびマーケティングの問題

この行動計画により期待される成果の詳細は最終ワークショップ宣言に含まれており、以下よりダウンロードできる。このワークショップの最終報告書は準備出来次第こちらに掲載される（英語およびフランス語）。

このアフロルモシアに関するワークショップはITTO-CITES協力プログラムの下での活動であった。その目的は熱帯樹種のCITES掲載要件実施のための能力構築であり、資金はITTOを通じて大部分をEUが、追加的にアメリカ、日本、ノルウェーが提供した。