ブラジルがITTOの66番目の加盟国に

2013年10月21日

ブラジル政府は2013年10月18日に、2006年の国際熱帯木材協定を批准し、協定の条項39(4)に基づき国際熱帯木材協定の66番目の加盟国となりました。
 
ブラジルは世界最大の熱帯林を持ち、そのほとんどがアマゾンの森林地帯に集中しています。ブラジルの森林総面積は5億1900万ヘクタールで、そのうち3億5400万ヘクタールがアマゾン地域にあります。ブラジルには、他のどの国よりもマングローブ林が多くあり、その面積は1300万ヘクタール*に達します。
 
ブラジルはまた、木材生産国として大変重要な国であり、インドネシア、マレーシア、インドとあわせると世界の熱帯木材生産の3分の2を占めます。
 
ブラジルはITTOが始まった当初から重要なメンバー国であり、2006年の国際熱帯木材協定に批准したことで、ITTOの将来に向けて、また、熱帯地域の持続可能な森林経営の到達に向けて、積極的な役割を果たしていくことになるでしょう。
 
* この数値はITTO 熱帯林経営状況2011によります。 http://www.itto.int/sfm/