ITTC新事務局長を任命

2007年6月, 日本 横浜

次期ITTO事務局長Emmanuel Ze Meka氏
写真:H. Rubin/ITTO

国際熱帯木材理事会は先日終了したパプアニューギニア、Port Moresbyでの第42回理事会で第3代ITTO事務局長にEmmanuel Ze Meka氏を任命した。Emmanuel Ze Meka氏は現事務局長Manoel Sobral Filho氏の後を継ぐ。

6名の候補者の一人であったZe Meka氏はカメルーン国籍であり、熱帯林およびITTOにおいて豊富な経験を持つ。カメルーン政府で優れた実績を積んだ後、15年前にITTOに加わった。プロジェクトマネージャとしてあらゆる局面で経験を積み、最近では森林産業部門、(現在は)森林再生および森林経営部門のアシスタントディレクタを務めている。Ze Meka氏はITTO初のアフリカ地域からの事務局長となる。

総意による任命の後、Ze Meka氏は所信表明演説を行い、現職のSobral氏が築いた堅固な基盤を引き継ぎ、任期の間、ITTOが直面している課題と機会に対処していく所存であると語った。ITTO事務局長は4年を任期として任命され、1度のみ任期延長が可能である。Ze Meka氏は現職のSobral氏が2度目の4年任期を終える2007年11月より事務局長に就任する。

ITTOおよび第42回ITTCの詳細は、www.itto.or.jpをご覧下さい。