森林保有会議で、アフリカの遅滞が明らかに

同会議で講演する 
Dr. Elvis Ngolle Ngolle
(カメルーン森林大臣)

5月26日、カメルーンで開かれた国際熱帯木材機関(ITTO)と権利と資源イニシアチブ(RRI)間の主要会議において、新しい報告書が発表されました。この報告書は、他の地域に比べてアフリカの進捗状況が遅れていること、ラテン・アメリカやアジア、太平洋地域では、森林全体の3分の1近くが該当する地域の森林共同体や現地住民が所有するか、またはかれらが使用するよう指定されているのに対し、アフリカの熱帯林ではこれが2%に満たないことを指摘しています。