統計能力の開発

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ペルーで行われたこのワークショップのようなITTO
トレーニング・ワークショップは、森林セクターの統計能力
の向上に貢献しています。

ITTOの世界木材年次評価報告書は、加盟国から提供される統計情報に大きく依存していますが、統計情報を適切な水準まで引き上げるための支援を必要としている国々は、熱帯地域の内外に数多くあります。

ITTOは一連のプロジェクトを通してそのための支援を提供しており、アフリカ、ラテンアメリカ・カリブ海、アジア太平洋の3つの生産地域の各々で15回のトレーニング・ワークショップを開催しました。これらのワークショップでは、ITTOから受け取る年間統計照会(共同森林セクターアンケート)への記入方法など、林業統計の収集、分析、配布に関する実地トレーニングを参加者(多くの場合各国で指名された統計担当者)に提供しています。地域ワークショップはオーストラリア(FAOと共同)、ボリビア、ブラジル、カメルーン、コロンビア、コートジボワール、ガボン、インド、マレーシア、ペルー、タイ(FAOと共同)、トーゴ、およびベネズエラで、40カ国からの500人以上の研修者を対象に開催されました。

ITTOは熱帯木材貿易データの収集・分析・配布をさらに強化するために、貿易の透明性やデータ収集・分析の改善を目的とした加盟国からの国内プロジェクトの要請に、プロジェクトへの資金供与のしくみを通して応えています。今日までにITTOは、ITTOへの統計責任を改善する必要性が最も高い国々を中心に、20カ国以上で32のこのようなプロジェクトに資金を供与してきました。たとえばガボンで実施されたITTOプロジェクトでは、森林統計の収集とコンピュータ処理の能力を育成しました。ペルーで行われたITTOプロジェクトでは、国内のすべての木材の収穫・輸送などに関する情報を収集し配布するための戦略的森林情報センターを設立しました。フィジーでは、木材輸出用の加工・流通過程を明らかにするための輸出市場情報モニタリング・システムを開発するITTOプロジェクトが実施されました。それ以外に、カメルーン、コロンビア、コートジボワール、コンゴ民主共和国、エクアドル、エジプト、ホンジュラス、トーゴ、ベネズエラで、統計能力の開発プロジェクトや事前プロジェクトが現在実施されています。ラテンアメリカとアフリカで実施された数件のプロジェクトの効果に関する事後評価が行われました。

ITTOの行動予定については、ITTO Action Plan 2008-2011を参照するか、またはリソースプロジェクト・ポートフォリオをクリックし、統計能力開発に関するITTO活動の詳細をご覧ください。


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