森林認証

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輸出の準備が整った認証木材。写真:ITTO

近年、熱帯木材の国際市場では、熱帯木材の禁止・ボイコット運動から、認証とラベリングの要求への移行が見られます。森林認証は特定の森林地域が適切に経営されているかどうかを検証する手段であり、ラベリングは消費者がラベリングされた木材製品を購入することで持続可能な森林経営を支えていることを確信できる手段です。

森林認証は貿易に関連した手段であり、各国はそれが自国の競争力と市場アクセスに影響を及ぼすと感じているので、国際森林政策で最も論議を呼ぶ問題の1つです。特に熱帯木材生産者は、認証取得の難しさと生産コストの増大が予想される一方で、市場からの利益が不確実であることを懸念しています。

ITTOは調査の委託、会議やワークショップの開催、加盟国間の対話の維持など、認証に関連したさまざまな政策活動を行っています。プロジェクトやトレーニングを通して、加盟国が自国の認証プログラムを確立するための支援も提供しています。たとえばインドネシア・エコラベル研究所(LEI)は、LEI森林認証機構の開発を支援する2つのITTOプロジェクトから利益を得ています。アフリカでは、認証プロセスで必要となる持続可能な森林経営の原則・基準・指標の適用と森林監査に関するトレーニングを林業関係者に提供するITTOプロジェクトが実施されています。ITTOは森林監査員のトレーニングを支援するための英語、フランス語、スペイン語のトレーニング・パッケージも開発しました。

ITTOは最近、認証への段階的アプローチの潜在的役割に関する調査を実施しました。この調査の結果は報告書に要約されており、利害関係者との協議と3つの地域ワークショップで得られた結論が広範に取り入れられています。

ITTOの行動予定については、ITTO Action Plan 2008-2011を参照するか、またはリソースプロジェクト・ポートフォリオをクリックし、森林認証に関するITTO活動の詳細をご覧ください。