計画の立案

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ITTOは、ガイアナのIwokrama森林を管理するため
の参加型プロセスを支援しました。写真提供: ICRFDC

あらゆるレベルで適切な計画を立てることは、持続可能な森林経営に不可欠な要素です。
Duncan Pooreは近著 "Changing Landscapes" で、このプロセスの第1段階としての土地利用計画の重要性を次のように強調しています。

「私たちは森林全般の喪失をいたずらに嘆くのをやめて、どのくらいの量の森林が必要なのか、それらはどのような森林であるべきなのか、それらはどこに位置しているべきか、どのように保全し管理するべきかといった、より重要な問題に注意を向けるべきである。…永続する森林資産を選択し確立することは…国家が将来に向けて森林を保全するため、および将来の変化の影響を和らげるために講じることができる、最も重要な対策だと考えられる。」

ITTOは、1992年に発行した熱帯天然林の持続可能な経営に関するガイドライン 「ITTO guidelines for the sustainable management of natural tropical forests」 の中で、国の土地利用計画の重要性を強調しました。ITTOはそれ以降、各国政府による参加型の土地利用政策・計画の策定を援助するために、多数のプロジェクトに資金を供与してきました。たとえばペルーで実施したITTOプロジェクトでは、ペルー政府が産業界、環境保護団体、地域社会と協力して新しい森林法を策定するのを支援しました。

土地利用計画は、国家より下位のレベルでも行う必要があります。たとえばボリビアのITTOプロジェクトでは、行政区画レベルでの森林開発計画の策定を支援しました。地方レベルでは、ガイアナのITTOプロジェクトで、Iwokrama森林の利用方法(どの領域を保全地域とし、どの領域を木材その他の林産物の生産用に管理するべきか)を決定する参加型プロセスを支援しました。

森林を生産用に指定した場合は、次に森林経営計画を策定する必要があります。ITTOは、森林資源調査の実施、地域住民参加の促進、およびその他のさまざまな活動を伴い、時間と費用がかかるこの作業を、森林経営者らが実施するのを支援するための多数のプロジェクトに資金を提供してきました。森林経営計画が定まった後は、それを実施するにあたって多数の課題に対処しなければなりません。ITTOプロジェクトは、そのための支援も提供しています。


ITTOの行動予定については、ITTO Action Plan 2008-2011を参照するか、リソースプロジェクト・ポートフォリオをクリックし、計画の立案に関するITTO活動の詳細をご覧ください。